今日のTKY株式市場は横ばいでしたが、US政府がサブプライム問題に対処する意向を示したせいか、FXは円安に傾きました。
そのあとは、今夜のUSのFOMCの声明文に興味が移ったのか、小動きに終始していましたが、現在はAUDは円高に振れ始め、USDとEURは小動き続行中です。
AUDは上値の重さに嫌気がさしたのでしょうか。
小動きの時に利確すべきか迷ってステイしてしまいました。
実は関心がEURに行ってました。
現在は玉がないのですが。
USDに対して強含みを続けており、JPYに対しても期待が持てそうだからです。
せめて163.40くらいで買いたいのですが。
さて、今回は趣向を変えたお話しをします。
私はショートスリーパー(睡眠時間が短い)です。
十代の頃の訓練によって獲得した資質で、大体3,4時間くらいですが、忙しいときは2時間を何日も続けることができます。
ということで、睡眠と脳の働きを中心にお話しします。
専門家ではないので、専門家の請け売りと、私の体験を織り交ぜたものですが。
睡眠には、ぐっすり深い眠りのノンレム睡眠と脳が活発に働いているレム睡眠という2種類の眠りがあります。
睡眠の周期は、ノンレム睡眠90分、レム睡眠20分だそうです。
レム睡眠のレム(REM)とは、寝ている間に閉じた
まぶたの下で、 眼球が急速に動くこと
=Rapid Eye Movementの略です。
ノンレム睡眠はからだの回復を、レム睡眠は記憶の整理・再構築や固定を行っているといわれています。
起きている時の記憶は全て一旦脳にデータが残され、レム睡眠中に必要なデータ、不必要なデータをより分けて記憶の整理をしています。
記憶の整理をする際にはデータの参照が行われている為、この記憶が夢に反映されていると言うのが現在一番有力な説となっています。
昨夜悩んでいたことに対して、朝起きたら解決策を思いつく、といったことが起きるのは、記憶の整理がついて論点が明確になったためと考えられます。
また、夢の中で課題を検討して解決策が出るということもあります。
解決策が出ると、ぱっと目が覚めるわけで、眠りの浅いレム睡眠中だから起きるのでしょう。
もっとも、こういう人は少数派(私は含まれますが)らしいですが。
また、多量の飲酒は眠りを浅くします。
つまりノンレム睡眠が十分に得られません。
これは睡眠誘導物質をアルコールが分解するためらしいです。
このため、目が覚めやすくなったり、睡眠時間の割に体の疲れが抜けなかったりします。
また、脳の働きを一時的に麻痺させます。
ストレス解消のためのお酒とは、このことを言います。
ただ、脳が麻痺すれば、思考力が低下しますから、ストレスの原因究明や解消には役立ちません。
先延ばしがせいぜいですし、レム睡眠での記憶の整理にも影響が出ます。
私は今は呑みませんが、元々お酒に強く、呑んでいる間の記憶も飛びませんので、飲酒時と飲酒していない時の違いが分かりますから、これらのことは実感できます。
さて、この記憶の整理ということを別の観点で考えてみます。
人間は既知の事象や似た事象の経験があると判断は速いですが、初めて当たった事象への判断は遅くなります。
このことは日常生活やビジネスシーンでもやっかいなことになりますが、戦時下の兵士、特に現場の指揮官では致命的になりかねません。
それで事前のシミュレーションが重要になります。
模擬的にでも経験があると判断が早くなるのです。
人間の記憶や思考パターンは脳の回路として物理化しています。
実際に神経回路が形成され、そこに電気信号が流れることで、記憶や思考パターンが再生されます。
既知の状況には既にその神経回路が存在するので、判断が速くなりますが、未知の状況では神経回路の構築自体から始めますから、判断が遅くなります。
例えば、5段階の判断を要する事象の場合、既に3段階までは経験があり回路が出来ていれば、あと2段階の構築で済みますが、経験がなければ5段階総てを構築する必要があるわけです。
したがって、遭遇した事象に対して、色々な観点から検討する習慣のある人は、検討した分の回路が構築されていますから、全般に判断が速い人、頭の回転が早い人という風に、第三者からは見えます。
また、普段使っている回路は当人が認識していますが、あまり使われていない回路は認識していません。
この回路が突然活きたとき、当人は「閃いた」と感じます。
このことを指し示す別の事例が、既視感(デジャブー)です。
初めての事象や場所を以前から知っていると感じる感覚です。
正体は記憶の錯覚だといわれています。
過去の似た体験を現在の体験と混同することです。
例えば、建築物の場合は、時代により流行した様式がありますし、そもそも設計にはパターンがあります。
ですから、ある時代の建築物を見たことがあれば、同時代の別の建築物に既視感を憶えることもあるでしょう。
これは既に出来ている回路の誤用でしょうか。
記憶のような特定具体的なことではなく、判断事なら有用なんでしょうが。
ただ、以前から知っている気がするというレベルでなく、結構細かいところまで何故か知っているという、気持ちの悪い話もあるそうです。
で、それを調べた人がいて、その理由は「既に知っている場所だから」だそうです。
確かに実際に行ったことはないのですが、以前にTV番組で見ていたり、本で読んでいたりしたことを当人が忘れていて、現場に行ったときにその記憶が蘇るのだそうです。
これは既知感を憶えた人の、過去の行動をトレースして突き止めたそうです。
つまり、回路は出来ていたが忘れていて、その回路が突然活きたので、当人には不思議な現象に感じられるのです。
というわけで、人間の思考が神経回路での電気信号である限り、まったく未知の判断が瞬時に出来ることはありえないと言って良いでしょう。
そうなると、何か事象に当たった際に、様々な可能性を検討すると、先々利用可能な回路が増えることになります。
これは良い財産になるのではないでしょうか。
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