2007年6月22日 (金)

ケラとKERA

TKY株市場、若干の株安、持ち株はステイながら、シコリ玉多し。

FXは全面円安。
EUR/JPY、166.20円で決済がヒット、1ロットで8000円の利益確定です。
ちょっと早かったかも。
GDP/JPYは、早くも16000円の評価益ですからね。
まあ、EURは未開の領域を行っていますから仕方がないですが。
166.00で押し目を狙います。
USD/JPYは、123.80円で押し目狙いです。
懸案のEUR/USDも戻しています。
最後の評価損玉も益になりました。
高値で買った玉は、1.3450で早めに決済することにします。
早めというには遠いですが、今のUSとEUの力関係では可能かと思います。
ZAR/JPYは、相変わらずゆっくりですが上昇して、まだ暫く金利で稼ぎます。
売り時は難しですが。

さて、今日はチクタクさんに会いました。
「ケラを外国人だと思っているのは普通ですよ」
とのご指摘。
「一般人は当然だし、映像系の女優なら知らなくても仕方がないですよ」
んん、やっぱり。
まあ、確かに名前が悪い。

ケラリーノ・サンドロヴィッチは、元々ミュージシャンで、その時の名前がKERA(ケラ)なのだそうです。
20年以上芝居に携わるとは思っていなくて付けた名前だそうです。
最初からそんなに続けるつもりなら、違う名前にしていると、本人が述べているとか。
ここまで浸透すると改名は無理でしょうね。
名前といえど、リスクヘッジは必要なんですね。

チクタクさん、情報ありがとうございました。

私も映像系なので、舞台好きな友人がいると、知識を補完して貰えて助かります。

いや、「私も」って、「松田まどか」さんと私を一緒にしては失礼ですね。

でも、ケラさん、インパクトあったでしょうね、外見も、いい意味で。

ところで、KERAの語源は「虫ケラ」らしいですが、あのロシア風というか東欧風というかのフル・ネームの由来は何なのでしょう。

それに、このカテゴリーは「文化・芸術」でいいのでしょうか。

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2006年12月 3日 (日)

更に「タンゴ・冬の終わりに」

もう少し芝居の話をしましょう。
「タンゴ・冬の終わりに」は、清水邦夫という劇作家が、1984年に発表した戯曲が原作です。
そしてその年、蜷川幸雄演出で舞台化されました。
主演は平幹二郎、松本典子(同名の元アイドルではありません。舞台女優で清水邦夫夫人です)、名取裕子です。
1986年には同じ演出主演で再演され、1991年にロンドンでスタッフは原則日本人、俳優は英国人で舞台化されました。
ロンドンでの主演はアラン・リックマン(「ハリー・ポッター」の一作目で、ハリーを守っているのに、妨害していると勘違いされる役の人)だそうです。
私の好きな俳優です。

ネタバレしない範囲で内容を簡単に書きます。
舞台は北陸の古いつぶれかけた映画館。
主人公は有名な俳優だったが、3年前に突然引退して、弟の経営する(親から継承した)その映画館に、妻とともに身を寄せている。
主人公は狂気におかされていて、妻を死んだ姉だと思っているし、幻覚幻聴に襲われている。
更にかっての恋人の顔も、その共有した時間のことも憶えていない。
そして、狂気はどんどん深まっていく。

この作品のテーマは、「人は誰しも程度の差こそあれ仮面を付けて生きているが、仮面と内面との差があまりに大きくなると悲劇となる」ということでしょう。
それを俳優という「本質的に仮面を付けることを生業としている職業人」を通して表現したのだと思います。

興味が湧いたので、原作を入手しようとしましたが、アマゾンにも有りませんでした。
それで、蜷川幸雄の「演出術」という本を入手して、「タンゴ・冬の終わりに」の項を読みました。
蜷川幸雄は原作を読んで、自分をモデルに書いたのかと思ったそうです(清水邦夫と友人で、とく清水作品を取り上げており、どれも評価は高いようです)。
当時既に蜷川幸雄は大物ですが、野田秀樹ら若手に追い上げられている感じていたそうです。
その焦燥感から精神を病むという設定だと思ったのでしょう。

その真偽は別にして、上記のようなテーマであれば、主人公がある程度の年齢である方が良いように思えます。
今回は主人公を堤真一、妻を秋山菜穂子、元恋人を常盤貴子が演じています。
原作では主人公夫婦は40歳台の設定らしいのですが、堤真一も秋山菜穂子も40歳台(秋山はちょうど40歳)ですから一応設定にかなったキャスティングではあります。
ただ、お二人とも見た目が若いので、もう少し年配で重厚な感じでも良かったかな、とは思います。
あるいは過去の主役が、平幹二郎、アラン・リックマンと重厚な俳優を起用したので、今回敢えて、ある意味軽妙な演出をするために堤真一を起用したのでしょうか。
まあ、それは別にして、幅広い年齢層に受け入れられる内容でしょう。
と思ったのですが、劇場の観客は若い人が圧倒的に多かったので、少々残念に思いました。

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久々更新、そして舞台

2006年12月 1日の記事。

暫く更新をさぼってしまいました。
風邪の状態が一進一退だったのです。
今は本調子ではないまでも良くなってきています。

日曜日に、友人のムトさんと芝居を見てきました。
蜷川幸雄演出の「タンゴ・冬の終わりに」です。

http://www.bunkamura.co.jp/shokai/cocoon/lineup/06_tango/index.html

芝居は久しぶりの上、シアターコクーンという大がかりな舞台設備の整った小屋は、初めてだったので楽しめました。
特に良かったのは、出演者の一人、秋山菜津子(映画、TVにも出演していますが、基本的には舞台中心の女優)の凛とした演技と立ち居振る舞いでした。
あとは段田安則、高橋洋が良い味出してました。
常盤貴子も取り憑かれたようなシーンは熱演でした。ただセリフが聞きづらかったり、噛んだりしてました。
常磐の役はヒロインで、初演、再演で演じたのは名取裕子で、あまり評価は高くなかったようです。客寄せの女優の役回りなのでしょうか。
それは兎も角として、蜷川演出は派手です。人も多いし、大仕掛けもする。
舞台から5メートルくらい上に、ブランコをセットして人を乗せるし。

ただ、大人数の出演する芝居を初めて見たせいか、人の勢いに酔いました。
映画館が舞台で、出だしに「イージーライダー」を見ている観客が80人くらい舞台にいるのです。
それと、生身の人間の質感には圧倒されました。
映画などの映像は、どうしても人間が平板に映ってしまいます。
舞台の場合、すぐそこに三次元の人間がいるわけで、からだの厚みや筋肉が動いたときにできる服のしわが、立体的に見えるのは新鮮でした。
特に常盤貴子はプロポーションがいいので、立体的に見える分、映像作品よりも存在感を感じました。
といったようなことで、舞台もいいものだと思いました。

しかし、椅子が狭く硬いので、3時間は体力的にはきつかった。
映画館は椅子は広くて柔らかいのですが、舞台の椅子には馴れそうもありません。

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