2008年9月 8日 (月)

大相撲大麻事件、私の間違いを訂正します

さて、訂正です。精密検査では副流煙の影響とみなされる場合は陰性と表現されるそうです。
マスコミはちゃんと基準も報道してもらいたいものです。
今回、ドーピング(禁止薬物使用)検査専門機関の精密分析で出た尿中の大麻成分濃度は、自分で吸引したと判断される基準値(尿1CC中15ナノグラム以上)の露鵬が5倍、白露山が10倍で、自分で吸ったと判断せざるを得ないということです。
吸引は尿を採取した2.3日前と推定されるとか、当人達は頭が真っ白になって思い出せないとか。
結局解雇処分になりました。
世界反ドーピング機関(WADA)の規定では、1回目の大麻使用の場合の資格はく奪は、最長1年間と定められているそうで、かなり重い処分です。
ドーピングにしては。
さて、既に解雇された元幕内若ノ鵬ですが、起訴猶予になりそうです。
大麻使用時が未成年であり、初犯で、所持していた量が微量だったためらしいです。
ところで、元若ノ鵬の解雇理由は何だったんでしょうね。
違法行為を犯したためと見るのが妥当なんでしょうか。
起訴猶予も広い意味では刑量の内(まあ、刑以前ですが)と解釈出来なくもないので。
しかし、今回の二人は、まあ大麻は吸ったんでしょうが、それだけでは違法行為ではないんですよね。
他の競技なら多くの場合ドーピングには当たるのですが、大相撲にはドーピング規定がないんですよね。
従って、違法かどうかではなく、大麻を使用したということが関取としてふさわしくないということでしょうか。
内舘氏の持論「相撲はたんなるスポーツではない理論」(他のスポーツに失礼な気がしますが)でしょうか。
ここら辺がむづかしいところです。
MLBでもバリー・ボンズの記録抹消を主張する声があるそうです。
ボンズ薬物を使用していたようですが、ドーピング規定がない期間の記録なんですがね。
フェアプレイ精神に欠けるということのようです。
こういう点は、どの国でも似た感覚なんですかね。
それと、やくみつる氏がこの件で発言していないのかと思っていましたが(大手新聞のサイトに取り上げられてなかったようなので)、「外国人力士には試用期間を設けるべき」とか、少々危ない発言をしているようです。
この場合の試用期間の意味が分からないんですがね。

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2008年9月 7日 (日)

ついに来ましたか

どうも情報伝達が悪いです、大相撲の大麻疑惑。
A検体では陽性、陰性の別しか分からないと報道されていました。
しかし、濃度から副流煙(間接喫煙)ではないとの結論が出ているそうです。
つまり、これでほぼクロ確定です。

これでは・・・・・・ね。

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2008年8月27日 (水)

谷に特別扱いなし=柔道

引用します。

 全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は27日、女子48キロ級の谷亮子(32)=トヨタ自動車=の現役続行について「連盟が指定した大会に出ないと次はない。今までのようにはいかない」と、今後は特別扱いしない意向を明らかにした。
 五輪や世界選手権の代表は、講道館杯や欧州大会など指定された大会の成績を考慮して選ばれるのが通例。谷は昨年の世界選手権と北京五輪の選考では、最終選考会だけに出場し、ともに決勝で敗れたが過去の実績で代表に選ばれた。
 男子60キロ級の野村忠宏(33)=ミキハウス=についても同様に扱う方針。 

ともに決勝で敗れたが過去の実績で代表に選ばれた。

元来、谷亮子を擁護していた、というより当初から彼女の知名度向上に積極的だった、山口香(本当の"YAWARA"のモデル)が、この件に噛みつきました。
谷に勝っても代表になれないなら、何をすれば良いのかと。
ビジネスの世界では、トップの表明した戦略を受け止める側が、自分の立場でやれることは何かと解釈します。
この場合、勝っても無意味。
トップの意向は、谷を潰して、五輪に出られなくすれば選ぶというものだと解釈します。
無論、こんなことは起こりませんが、論理構成だけ見れば普通に起きることです。
特に外資なら。
トップの方針に対して、受手が何を考えるかを予想するのがトップのつとめです。
まあ、日本場合は、たんなる後出しじゃんけんですけどね。

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2008年8月26日 (火)

北京五輪終了

思いの外、日本勢頑張りました。
後半は、ソフトボールの金メダル、女子サッカーの4位入賞、そして男子陸上400mリレーの銅メダルで盛り上がりました。
リレーは英米仏がバトンミスで予選落ちするハプニング・・・・・・といえないのですが、よくあるのです。
リレーはバトンパスも実力のうちです。
選手層が厚いとリレーチーム(大体6人くらい)は、100mの国内予選の結果や100mのタイムで100m、200m、110mハードルの選手から選ばれた急造チームとなって、バトンパスに問題が起きやすくなります。
日本の場合はリレーメンバーを固定していたので、バトンパスの練習が十分できますし、失敗の少ないアンダーパスを採用していたそうです(私、アンダーパスってやったことないな)。
日本チーム立派なものだと思います。

野球と男子サッカーは敗因分析はしっかりしましょうね。
どちらも指揮官が自分の責任を強調していましたが、プレイしたのは選手ですし、今後のために、きっちりした分析と対策は必要でしょう。
特にビッグイベントの後は。

にしても、中国の自画自賛、外見大事の運営や報道も鼻につきます。
ある競技でボランティアが特定の国の応援の音頭を取った、という記事には驚かされましたし、閉会式も一般市民へのチケット販売ではなく、指定された団体で客席を埋めていたように見受けられるそうで。
国威発揚の場にしたかったのでしょうが、批判に対して「中国ではよくあること」と内向きの発言に終始するのもおかしなものです。中国で唯一大衆の本音が語られるというネットで批判が多いのはせめてもの救い、それを削除してまわる国は救いがないですが。

さて、私、今日が休暇の最終日です。
また近場を散策します。

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2008年8月22日 (金)

撫子、おめでとう、そしてご苦労様

ソフトボール日本代表、金メダル、おめでとうございます。
ソフトボールの早期オリンピック復帰を願っています。
野球は、まあWBCもあるし。
で、女子サッカー、なでしこジャパン、メダルは逃しましたが、日本での女子サッカー復活への起爆剤にはなれそうです。
ご苦労様でした、いや、こちらもおめでとうございますかな。

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2008年8月21日 (木)

撫子、今日山場

福原愛さん、ご苦労様でした。
ちょっと対戦相手との巡り合わせが悪かったですね。
入賞がかかった試合が世界ランク1位との対戦とは。

さて、これから、女子ソフトボール決勝、女子サッカー3位決定戦です。
撫子の戦いも最終章でしょうか。

船橋、雷がなっています。
これで三夜連続ですね。
昨日洗車した自転車が汚れないといいのですが。
何せ水洗いして乾燥中。
昨夜の雨は何とかなったようなのですが。
明朝はさび止めと油差しをするのです。

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2008年8月19日 (火)

撫子は強し

女子レスリング、アテネと同じメンバーで、結果的にアテネの再現。
良いですね。
引退を表明さている方々もいますが、まずはご苦労様でした。
ところで、女子レスリングの場合、通常は7階級なのですが、オリンピックは4階級なんですよね。
オリンピックの肥大化に歯止めを掛けるためだそうです。
しかし、48キロ、55キロ、63キロ、72キロですから、間隔が7、8、9キロなんですよね。
48キロ級の伊調千春さんは身長157センチで、55キロ級の吉田選手よりも長身なんですよね。
筋肉の塊のレスリングで157センチ、48キロは少々不自然で、減量に苦しんでいるのだそうです。
とはいへ、組み合う競技でいきなり7キロ重い階級というのも酷な話です。
そもそも採用された競技の運用方針は、各IF(競技連盟)にまかされているのが普通なので、女子レスリングにおけるオリンピックのみの階級減は妙な話です。

そういえば、レスリングには超という階級がないんですよね。かってはありましたが。
男子は120キロ、女子は72キロがリミットなんです。
120キロは兎も角、女子の72キロって軽すぎないのでしょうか。
180センチ台の女性もいますからね。

それは兎も角、女子サッカーは三位決定戦です。
男子と違ってアマチュアで、恵まれない環境で競技をしている人達ですから、メダルを取らせてあげたいものです。

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2008年8月 9日 (土)

ママでは銅

柔道48キロ級の谷亮子選手、3連覇はなりませんでしたが、銅メダルおめでとうございます。
5大会連続のメダルは十二分に偉業です。
選考に関しては、正直すっきりしないものはありましたが、それはそれとして本番の成果は立派なものですね。
一方、重量挙げの三宅宏美さん、柔道60キロ級の平岡拓晃さんは普段の力を発揮できなかったようですが、今後のご活躍をお祈りします。
ま、個人的には、なでしこジャパンの敗戦が残念です。
ニュージーランドに引き分けの後、USに敗退しました。
予選最後の相手はノルウェーです。
ノルウェー対ニュージーランドは、まだキックオフ前ですが、順当に行けばノルウェーでしょう。
そうなると、
ノルウェーが2勝で勝点6、
USが1勝で勝点3
日本とニュージーランドが1分けで勝点1
となります。
ノルウェーが勝ち抜けですね。
USとニュージーランドでは、順当に行けばUSで、2勝1敗勝点6でUSの勝ち抜けになります。
なでしこジャパンは窮地ですね。
俄然ニュージーランドがキャスティングボードを握ってきました。

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2008年8月 8日 (金)

北京オリンピック開会式進行中・・・・・・らしい

TVないので、分かりませせんが、ネット情報ではそうらしい。

まあ、後日You Tubeで見ますか。

そういえば、開会式を見なかったのは初めてですね。
そういうオリンピアードがあっても良いかも。

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2008年3月 9日 (日)

内藤選手、おめでとうございます

やっと申告書作成が終りました。
源泉税は全額還付になりました。
昨年は売りが少なかったので・・・・・・、寂しい。
ま、今は契約社員なので、気持ちを切り替えないと。

それは兎も角、内藤選手、防衛おめでとうございます。
これでオプションも手に入れて、まずはめでたしめでたし。
この試合は両国国技館で6000人ですか。
両国で試合ができるとは凄い。
平均料金を1万円として、入場料だけで6000万円で、TV中継にスポンサー料を含めれば2億くらい、そえより上回りますかね。
今回もあまり儲からなかったのでしょうね。
これからは相手は選べますが、集客力のある相手は限られるので、まだまだ苦難の道は続きそうですね。
ジムは、次は日本人を想定しているようなので、両国は無理でしょうか、後楽園ですか。2000人強しか入りませんね。
内藤選手のネイムバリューで両国でやれたらいいですが、

亀田興起選手は世界戦まで数試合挟む方針らしいので、それまで地道に稼ぐ作戦でいいのでしょう。

ボクシングは競技と興業の両立ですから、今暫く頑張って下さい。

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2007年10月12日 (金)

JBCが動きますか

亀田大毅選手と父親のトレーナーをJBCが処罰する可能性が出てきたようです。
昨日の段階では、処罰しないという談話が出ていたので、少々驚いていました。
少なくとも12ラウンドの度重なるレスリング行為は検討されるべきなのでしょう。
今日になって内藤陣営が、大毅選手の反則に猛抗議をしています。
ショーの間は演じ続けることが必要ですが、ショーが終れば、当然正すべきは正す必要があります。
でも、内藤選手は良いですね。
選手生命に関わるような反則はするなという抗議の中にも、大毅選手と試合をしたことで知名度が上がったことは認めていますし、実力も認めています。
こういう大人の対応は好感が持てます。

かって、故梶原一騎氏がプロデュースしたドキュメント映画の中で、空手家がボクサーに指導するシーンがありました。
ロープ際で両者がもつれて倒れるときに、肘や膝を相手の顔面に入れるというものです。
実際のところ、ボクシングの試合で、そうそう両者が倒れるようなもつれ合いは起きませんが、プロの世界の怖さを見た気がしました。

そういえば、同じ梶原一騎氏原作の「あしたのジョー」にも、反則技を巧に使うボクサーの話がありました。
内藤選手も大毅選手について、18歳であんな巧みな反則をするのには驚いたとコメントしていますから、そういう選手は実在するのでしょうね。
梶原氏の原作には概ねモデルがいるようですから当然ですが。

ま、しかし、相手を投げてはまずいでしょうね。

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ビッグマウス

WBC世界フライ級タイトルマッチは、チャンピオン内藤選手の大差判定勝ちに終りました。

内藤選手、おめでとうございます。
次は大変でしょうが、頑張ってください。

しかし、こういうときは、ビッグマウスは辛いですね。
特に日本の場合、マスコミがビッグマウスに慣れていませんから。
最近は亀田兄弟がビッグマウスで煽って、試合に勝ったあとに相手を称えるコメントしているそうですが(強い相手と試合しているからでしょう)、記事にならないか、散々けなしておいて、試合後に殊勝なふりをしていると書いたりしているようです。
実際、雑誌の取材などで一対一のインタビューでは、彼らの腰の低さに驚くそうです。
「この素顔を見せれば、世間の見方も変わるのに」と言っているインタビュアーがいましたが、そういう選手だった場合、話題になるのでしょうかね。
マスコミにいながらマスコミの習性を分かっていないのでしょうか。

亀田兄弟は、明らかにモハメド・アリを参考に行動しています。
モハメド・アリは、ボクシング界の元祖ビッグマウスと言って良いでしょう。
アリは試合前や時に試合中でも、対戦相手を口汚く罵ったりするのです。
でも、普通のインタビューでは、とても礼儀正しい紳士的な方だそうです。
また、試合後は相手を称えた発言をします。
例えば、最初の世界戦は、ソニー・リストンというチャンピオンとの試合でした。
試合前にアリは、相手を「老いぼれ」、「クマ」呼ばわりし、「8ラウンドまでにKOする」と宣言します(KO予告は以前からしていたようです)。
アリは一般的には圧倒的に不利とされていたのですが、結果は7ラウンドにKO勝ちしました。
試合後のインタビューで、「今日、ソニー・リストンは偉大なチャンピオンであったことを証明した」と称えました。
本来この一連の流れがビッグマウスです。
言い放しではたんなるお馬鹿でしょう。
この行動はアリ自体を売り出すマーケティング手法なのですが、実はヘビー級の人気があまり高くなかったことへの打開策でもあったのです。
ボクシングは、個人種目としては、世界的な普及度合いはトップクラスですが、ヘビー級の有力選手を輩出できる国は限られています。
そのため、決して世界が注目するイベントではなかったのです。
実際、ヘビー級の世界タイトルマッチを世界的なイベントに引き上げたのはアリだと言われています。
タイトルマッチの当事者は、当時USの選手同士か、せいぜいヨーロッパの選手が絡む程度でした。
それを第三国でタイトルマッチを開催するなどして、ヘビー級の魅力を広めていったのです。
そのため、アリのビッグマウスは続けられました。

アリのビッグマウスはあるスポーツ選手がヒントになって生まれました。
その選手はゴージャス・ジョージというプロレスラーです。
日本同様USでもTV放送の黎明期のキラー・コンテンツはプロレスでした。
そこで、東のアントニオ・ロッカ、西のゴージャス・ジョージといわれたスター選手です。
ロッカはベビーフェイス(善玉)ですが、ジョージは初のヒール(悪役)のスターです。
レスラーとしては小柄だったそうですが、髪をブロンドに染め、派手なガウン、きざな立ち居振る舞い、大口叩きで一世を風靡した人です。
更に、ゴージャス・ジョージの後継者とされるのがフレッド・ブラッシーです。
アリのキャッチ・フレーズ「蝶のように舞い、蜂のように刺す」は、ブラッシーのキャッチコピーだったものです。
ゴージャス・ジョージから既に半世紀、スポーツ・イベントをマイナーからメジャーに引き上げる方法として、いまだにビッグマウスは使われているのです。
ゴージャス・ジョージこそ最高のスポーツ選手だという声があるのはこのためでしょう

今回のWBC世界戦は、やんちゃな大毅選手と大人な内藤選手という構図がうまく行きました。
まあ、大毅選手が切れたしまったのは困ったものですが、対戦した両者ともに反則で減点されるという珍しい試合でもありました。
でも、内藤選手が先に、9ラウンドに大毅選手の後頭部を殴って減点されたのは大人げないでしょう。
また、試合後のインタビューで、一応大毅選手を評価しながら「ポンサレック(前チャンピオン)に比べて全然弱かった」と発言したのも大人げないでしょう。
折角良い構図できたのですから、大人を演じきらないと。
内藤選手自体、相手が亀田兄弟だから注目されていると発言していますから、詰めまできっちり行って欲しかったところです
ちなみに日本のボクシングジム所属の世界チャンピオンは、現在6人で過去最高です。
でも、今までで最もマイナースポーツ扱いされています。
亀田兄弟以外の話題で新聞紙上を賑わせることも出来ません。
ここまでくると、協会あげてのプロモーションを考えるべきではないでしょうか。
いつまでも個人のビッグマウスに頼るのは、それこそ大人げないでしょう。

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2007年10月10日 (水)

裏をばらしていいのかな?

明日は、亀田大毅選手のボクシング世界タイトルマッチです。
チャンピオン内藤選手が良い味を出してます。
苦労人だけあって、ベビーフェースに徹して盛り上げに貢献していますね。

さて、亀田兄弟に対して非難を浴びせている代表格の先輩といえば、ガッツ石松氏と具志堅用高氏です。
亀田陣営との間で世間を煽っています。
久々ボクシングが脚光を浴びているわけです。
中年二人は良い感じで役割を果たしてるので良いのですが、理解しているとはいへ、若い亀田兄弟には気の毒な気がします。
そこで、ちょっと意地悪をしてみます。
苦労人でもあり、バックグラウンドの異なるガッツ石松氏は置いておいて、具志堅氏と亀田兄弟を比較してみます。
三人ともアマチュアボクシング出身です。
具志堅氏は、高校では華々しいキャリアですが、四回戦スタートです。
亀田兄弟はともにB級、つまり六回戦からのスタートです。
ボクシングのライセンスは、C級(四回戦)、B級(六回戦)、A級(八回戦以上)という区分けがあります。
四回戦で4勝するとB級昇格で、六回戦で2勝するとA級昇格です(JBCへの申請が必要)。
亀田兄弟が怪しげなタイのボクサー相手にB級をクリアしたのは周知の事実です。
具志堅氏は何故か四回戦は同じ相手に連勝して、六回戦を3試合しています(これは今とは昇格ルールが違ったのか、あえて四回戦から戦ったのでしょう。高校は2分3ラウンドですから)。
世界戦までの試合数は、具志堅氏が8試合、興起氏が11試合、大毅氏が10試合です。
そのうちで世界ランカーとの試合数を比較します。
具志堅氏、1試合、
興起氏、4試合(その他に元世界チャンピオンと1試合)、
大毅氏、3試合(21位が一人含まれていますが)
という内容です。

ま、日本人と試合をしていないというのは事実なのですが、今は日本人ボクサーがハードパンチャーを敬遠しているそうですから。
資金力のないジムに所属するハードパンチャーは、試合を組むのにも苦労するとか。
資金力があれば外国人とマッチメイク出来るのですが。
それに今回の試合は別ですが、概ね世界戦の相手は外国人ですから。

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彼女の場合、そんなことしなくても

マリオン・ジョーンズが、記録抹消に同意し引退しましたね。
1999年から2年間のドーピングを告白し、USOCの勧告に基づき2000年のシドニーオリンピックのメダルを返還しました。
USOCは、同オリンピックの1600mリレー、400mリレーの他のメンバーにも自主返還を求めています。
剥奪されるか否かはIOCの決定によりますが。
ドーピングは、コーチが彼女に知らせずに禁止薬物を服用させたということです。
こういう話はよく出てきますが、彼女の過去の離婚は相手のドーピングに失望したのも一因といわれてましたたら、それなりの信憑性はあるのかもしれません。
ただ、コーチにしても、それほど切迫した理由があるとは思えませんけどね。
ジョーンズは、元々バスケットボールに力を入れていて、オリンピッククラスの選手でした。
陸上競技に専念したのは1996年からで、100mでは2001年まで無敗でした。
その間の1999年世界陸上は勝っているわけで、彼女の証言通りなら、ドーピングをしなくても、世界のトップだったことになります。

ドーピングによる失格といえば、ソウルオリンピックのベン・ジョンソンが有名ですが、彼の場合はドーピングなしでは、金メダルには手が届かない選手ともいわれていますから、本人にせよ、コーチにせよ、身を立てる手段として分からなくともないのですが。

ドーピング嫌いを公言していた、カール・ルイスに匹敵する力を持っていたジョーンズですから、無用なことをしたものです。
確実性や記録の伸びを狙ったのかも知れませんが。
世界記録は、カール・ルイスがドーピングを確信していた、フローレンス・グリフィス・ジョイナーですからね。

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2007年10月 5日 (金)

親方解雇

時津風親方解雇、理事減俸。
ちなみに解雇とは永久追放と同義だそうです。

時津風親方は、暴力ではなく、普通の稽古中の事故を主張しているそうです。
協会側は、日本相撲協会の権威を失墜させたことを第一の理由にあげています。

そういう意味では、両者は噛み合っていませんね。
ただ、北の湖理事長のコメントに重大なものがあります。
「入門したての力士にぶつかり稽古を30分もやらせるのはおかしい。他の理事も同意見だった」

ぶつかり稽古は通常の稽古です。時津風親方にすれば「ぶつかり稽古をさせて何が悪い、普通の稽古なじゃないか」となるのでしょうか。
しかし、幕の内力士でも数分が限度だそうですから、入門したてで30分は十分暴力といえるでしょう。
暴行に加わったという力士が、親方の非を訴えるのは保身ともいえるでしょう。
でも、不在だった関取衆も親方の非を訴えている決定的要因は、ぶつかり稽古30分にあると思えます。
おそらく関取衆にも、そんな経験はないのでしょう。
時津風親方にもないのでしょうね。
稽古後の暴行が取りざたされていますが、それは検屍や細胞検査である程度は分かるはずです。
でも、それを無視しても、指導者である親方が、ぶつかり稽古30分を黙認したのですから、これは致命的でしょう。
協会はここを理由にすべきだったと思います。

私が子供の頃、ある高校の運動部で大量の骨折者が出て話題になりました。
かって、ウサギ跳びというものが、罰ないしはしごきとして行われていたそうです。
で、顧問の高校教師が、部員の大多数に罰としてウサギ跳びをさせたところ、大量の骨折者が出たわけです。
その頃、ウサギ跳びは有害だということは、スポーツ関係者には知られていたそうです。
マスコミの論調は、最近の若者(といっても、今では大きな子供がいる世代)は骨が弱くなっているのだろうという論調です。
その高校の校長がインタビューの場で、ウサギ跳びをやってみせ、「こんなことで骨折するんですかね?」と不思議がっていたとか。
まあ世間の意見も一緒です。

ただ、そのウサギ跳び、2キロやらせました。

私はウサギ跳びはしたことがありませんでしたが、ウサギ跳びの説明を読んで絶句。
跳ばないにしても、相撲のそんきょの姿勢、簡単にいうと中腰にして膝の角度は90度で2キロ歩くけば、どこか壊れるだるうと思いました。
実際、ウサギ跳びは10メートル続けるのも辛いらしいです。
誰も2キロもしないので、命じた教師にも結果が想像できなかったのでしょう。

でもねぇ、頭悪過ぎです。
想像力もそうですが、演繹力というものがないのでしょうか。

時津風親方も、このウサギ跳び事件と同じに思えます。
ただ、ウサギ跳びは足の骨折で済みますが、過度のぶつかり稽古は死ぬでしょう。

相撲部屋の稽古メニューを専門家に監査させた方が良いのでは、理事長。

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2007年10月 4日 (木)

武蔵川部屋でも

武蔵川部屋の部屋付親方(35)が、暴力行為で書類送検されたそうです。
元力士のちゃんこ番(30)が、若手力士(19)にたびたび虐めをしていて、それを目撃した親方が、虐めと同じことをした上に、竹箒で叩いて腕に怪我をさせたとか。
それで、そのちゃんこ番が警察に相談したそうです。

時津風部屋とは趣旨の違う話ですが、「先輩が後輩に虐め」、「虐めた方に体罰」とは、学校の相撲部の話しみたいですね。
しかも、30歳が19歳を虐めるのも、35歳が30歳に体罰というのも理解不能ですね。
みんな子供ですか。
閉鎖社会は怖いですね。
大人になる機会がないのでしょうか。

こういう体質は怖いですね。

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2007年10月 1日 (月)

大相撲の岐路

時津風親方の解雇は決定的でしょうね。
しかし、相撲部屋といえば脱走と連れ戻しがセットみたいなもののようですね。
藤島部屋(大関貴ノ花(初代)が復興、現貴乃花部屋)でもあったそうです。
最初期の弟子に現在の千田川親方の安芸乃島がいたのですが、彼にも脱走経験があるそうです。
もっとも、初期の藤島部屋の弟子は、いわば子供ばかりで稽古が辛い上に、面倒を見る先輩力士がいなくて、親方の留守中に集団で脱走していたようです。
こういうケースは別にして、大部屋で世代もばらつきがあり、先輩力士もいる部屋でも起きています。
殴られて脱走、連れ戻されて殴られる。
この裏には部屋に払われる力士養成費の存在があると言われています。
現在、協会から部屋には一人の力士につき年間186万円が支払われているそうです。
給料所得者は親方と関取(十両以上)だけで、取的(幕下以下番付に載っている力士)は場所手当のみ(行事、呼び出し等は除く)です。
従って、部屋の運営費は最低限で親方の給料と力士養成費となります。
取的がある程度いればスケールメリットが出て、一人当りのコストは下がります。
関取がいない部屋でも、十分とはいえないまでも運営できるのはこのためです。
この仕組みのため、出世の見込のない力士が現役のままでいる弊害を指摘する声は、大分以前からありました。
かっては一定年数で幕下に上がれなければ強制的に廃業になったそうですが、現在はそういった規定はありません。
そろそろ見なす時期かもしれませんね。

ただ、もっと問題なのは日本相撲協会のあり方でしょう。
そもそも協会が財団法人になったのは、昭和天皇が摂政宮時代に下賜された奨励金から摂政宮賜杯(現在の天皇賜杯)を作ったことにあるそうです。
それまでは営利団体だったのですが、営利団体がそういった賜杯を使用するのはまずいということで、1925年に財団法人化したそうです。
実態は相撲興行中心の団体ですから異論もあったようです。
現在では相撲の普及活動もしていますが、活動の多くは相撲興行にまつわるものであり、そもそも理事になる有資格者は力士出身者の親方です。
元プロの力士でないと、協会運営に参加できないという制度は、はたして財団法人として適切なのかは議論の余地があるでしょう。

いずれにせよ、必要な部分については、外部の専門家による権限のある組織を作るなど、協会の体制を抜本的に見直して、少なくとも力士の安全面の確保をしないと、力士のなり手がなくなるかもしれません。

現在では学生出身の関取が多いので、世代が変わって親方に学生出身者が多くなれば、協会の体質も変わるのかも知れないとも思えましたが、高砂親方を見ると心許ないですし、どうやら時間はかけられない気配ですね。

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2007年9月30日 (日)

時津風部屋事件

段々ぼろが出てきましたね。
時津風親方は外面はいい人らしいですが、それは処世術ですからね。
必ずしも内面は示しません、経験的にいっても。
それは兎も角、以前の報道よりも、実際の内容は悲惨なものだったようです。
不思議に思うのですが、限界の認識がなかったのでしょうかね。

プロレスラーだった故カール・ゴッチ氏は、素手で人を殺せると言っていた話が伝わっています。
これは文字通りの意味というより、やっても大丈夫な範囲を知っているという意味らしいです。
どこまでやると人が死ぬという限界を知っていれば、人を誤って殺すことがないという意味らしいです。
プロレスの場合、興業自体は大まかなストーリーや結末が決まっている(時代によって程度は異なるらしいですが)そうですが、練習では普通に乱取り?をするらしいです(今はしないかもしれません)。
かってはUSでも真剣勝負と思わせて興業をしていたので、レスラーの強さを示す余興が行われていたそうです。
興業前に素人をレスラーに挑戦させるというものです。
前座クラスが相手をしていたらしいです。
マサ斉藤氏はこういういのをよくやったらしいですね。
挑戦者は体格も良く、腕に覚えのある人が出てくるそうですが、困ったことに限度を知らない人がいるそうです。
レスラーの方は、これ以上やったら危険ということを心得ていますが、素人はそうはいかないということですね。
カール・ゴッチ氏の弟子のジョー・マレンコという方も素人との余興の経験者だそうです。
で、この素人さんが関節を決められてもギブアップしないので、やむなく腕を折ったそうです。
勿論、「ギブアップしないと折るけど、いいのか?」とは聞いたらしいですが。

まあ、日本でも雑誌の特集で「(初代)タイガーマスクに挑戦」という企画をしたことがあるそうです。
初代タイガーマスクの佐山氏は、競技者として柔道、レスリング、キックボクシングの経験があるのですが、当時はおそらく170センチ弱、80キロ台半ばくらいの体格ですから、腕に覚えのある大柄な相手ではアクシデントが起こる可能性があります。
それもあって(複数の希望者がいたせいもありますが)、当時前座クラスだった藤原喜明氏や前田日明氏が予選の相手を務めたそうです。
結果は同じようなもので、それで挑戦者がいなくなって、企画は中止になったとか。

USの場合は、同じようなことが割と頻繁に行われていたということでしょう。

レスリングの場合は、投げる、極める、締めるという技がありますから、限度をわきまえないと危険だということがあるのでしょう。

相撲の場合、この限度というものの認識が薄いのでしょうか。
だとしたらプロとしてはお粗末だと言われても仕方がないでしょうね。

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2007年9月28日 (金)

ぞっとした話し

その一

ペッパーランチ心斎橋店での女性拉致監禁事件です。
一審判決は求刑を上回るという異例の事態になりました。
この話はネットの新聞サイトで見たのが最初でしたが、背筋が寒くなりました。
拉致した場所が閉店間際の店舗で、
犯人は制服姿で犯行に及び、被害者に認識されていて、
被害者は20歳台の女性です。
生涯監禁することは出来ませんから、いずれ何らかの決着は必要です。
単独犯なら兎も角、複数犯であり、犯行は計画的だったようですから、それに気付かなかったとは思えません。
結局は被害者を殺すつもりだった、と考えるのが妥当です。
それを思うと背筋も寒くなります。
大人を監禁するというのはとても難しいことです。
目立ちますし、判断能力がありますから、時間が経てば逃げ出せるか、犯行を発覚させられる可能性が高くなります。
長期の監禁を可能にするには、かなりの人手とコストがかかります。
それで、大人の営利誘拐の場合、被害者が誘拐後すぐ殺されるケースが多いのです。
まあ、この事件の場合、何の展望もなく犯行に及んだのだとすれば、頭の構造に難があるんでしょう。
そういう人は怖いです。

その二

大相撲の時津風部屋での傷害致死事件です。
17歳の序の口力士(まだ本場所の経験はなかったそうです)が、親方と兄弟子からリンチを受けてなくなったのです。
この事件を知ったのは、朝青龍問題の話題が真っ盛りの頃でした。
ある著名人の記事だったかブログだったかで、「朝青龍問題よりも重要な問題」として取り上げられていました。
朝青龍問題は本人、親方、協会各自の対応のまずさの問題であり、いずれにしても違法な話でもない、いわばコップの中の嵐です。
しかし、傷害致死となれば、その影響は朝青龍問題の比ではありません。
大相撲存亡の危機といえるかもしれません(既に入門辞退者が出ているようです)。

かって先代二子山親方(大関貴ノ花)の話を聞いたことがあります。
彼の額にはたくさんの傷があったのですが、殆どの傷は兄弟子の虐めによるものだそうです。
彼の親方は先々代二子山親方(横綱初代若乃花)で実兄です。
兄弟子の親方への不満のはけ口にされていたようです。
彼は引退後藤島部屋を興しましたが、そこでは虐めやしごきを禁止して、発覚したら廃業させるとしたそうです。
このような考えは徐々に他の部屋にも広まっていったようですが、いまだに旧態依然とした部屋も多いようです。
一般には15,16歳で部屋に入門しますが、リンチまがいの行為が横行しているところに行きたがる少年も、行かせたいと思う親もいないでしょう。
更に、関取はかなりの割合で学生出身か外国人で、叩きあげの力士は減少傾向にあります。
もはや力士の採用から育成まで抜本的な改革が必要なのかも知れません。

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2007年9月17日 (月)

世界選手権で柔道が惨敗らしいです

「最高で金、最低でも金」
「田村で金、谷でも金」
「ママでも金」
自らインタビューで語る谷亮子選手。
自分への叱咤もあるのでしょうが、柔道を一般大衆に売り込む姿勢でもあるのでしょう。
彼女のインタビューを聞くとアピール色が強いです。
柔道を取り巻く環境が決して良いわけではもないからでしょうが、その姿勢には敬服します。

さて、ブラジル、リオデジャネイロで開催されていた世界柔道が閉幕し、日本は惨敗と評せられています。
谷選手は金メダルでしたが。

結果は別にして少々気がかりな点があります。
柔道に限らないのですが、日本ではしばしばダブルスタンダードが見られる点です。
例えば、プロボクシングの判定は、日本では通常の試合と世界タイトルマッチでは、採点の仕方が異なります。
プロ野球も国内の試合での判定と国際試合の判定は、若干基準が異なるようです。
報道で見る限り、柔道にもそれがあるようです。
仮にボクサーの目標が世界チャンピオンになることであり、野球選手の目標がWBCのチャンピオン(またはオリンピックのチャンピオン)であり、柔道選手の目標がオリンピックのチャンピオンになることだとすれば、国際基準を国内の試合で適用しないのは奇妙なことです。
目標とそこへの過程では基準が異なるというのは非効率です。
勿論、それぞれの世界には、それぞれの事情があるのでしょうが、事情を優先するなら国際試合でチャンピオンになることをあまり期待すべきではないでしょう。

まあそれは兎も角、谷選手のお話に戻ります。
彼女のニックネームは「柔ちゃん」ですが(今はそうは呼ばないのでしょうか)、これは浦沢直樹原作の漫画「YAWARA!」から来ています。
これは田村(谷)選手が頭角をあらわしてきた頃に、当時の人気漫画であった「YAWARA!」になぞらえた報道がされたためのようです。
ただ、それだけでなく柔道のTV中継時などに、解説をしていた山口香さんが、当時の田村亮子選手を本名で呼ばずに「柔ちゃん」と言い続けていたことも、ニックネームの普及に繋がったようです。
「YAWARA!」の連載は1986年開始で、柔ちゃんは1975年生まれ、ニックネームが定着したのは1990年だと言われていますから、両者には接点はありません。
山口香さんや柔道関係者が、うまく宣伝に使ったということでしょう。
山口香さんは、谷選手の前の世代として、女子柔道界の黎明期から牽引していた名選手だそうです。
表現力もあり、柔道の宣伝、啓蒙的な発言は、谷選手に受け継がれていると言って良いでしょう。
山口香さんのニックネームは「女三四郎」で、谷亮子さんも当初はそう呼ばれていたそうです。
ちなみに「YAWARA!」の主人公である猪熊柔のモデルは、その山口香さんだそうです。

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2007年9月15日 (土)

なでしこ、ちょっと厳しいですね

サッカーの女子ワールドカップが中国で開催中です。
現在はファーストラウンドで、日本はAグループで、ドイツ、イングランド、アルゼンチンが同じ組で、4チーム中上位2チームが準々決勝に進みます。
二戦を終って、ドイツと日本がそれぞれアルゼンチンに勝ち、イングランドに引き分け(ドイツの引き分けは波乱といえます)で1勝1分の勝点4ですが、ドイツがアルゼンチンに11点差、日本が1点差の勝利ということで、得失点差でそれぞれ1位と2位です。
最終戦は強豪ドイツ対日本で、引き分けなら勝点5です。
ところが、イングランドがドイツと日本と引き分けており勝点2で、最終戦のアルゼンチンには大勝することが予想され、勝点5で得失点差では日本を抜くことが予想されます。
結局はドイツ対日本の勝者が勝ち抜け、敗者がファーストラウンドで敗退という可能性が高くなっています。
まあ、アルゼンチンが意地を見せるかも知れませんが。

女子サッカーのワールドカップは、今回が5回目で、過去の優勝国はUSが2回で、ノルウェー、ドイツ(前回優勝)が1回ずつです。
オリンピック(女子は年齢制限がありません)では3回行われていて、USが2回、ノルウェーが1回優勝しています。
強国といえるのは、US、ノルウェー、ドイツ、スウェーデン、ブラジル、中国といったところです。
意外な気がしますが、サッカーの母国イングランドは、女子サッカーの歴史が浅く強国とは言いづらいのです。
これはイングランドでは、サッカーは男子のスポーツという固定概念が長く支配的だったためのようです。
USでは逆にサッカーは女子のスポーツ(または見るものではなくプレイするスポーツ)という見方をされているのと対照的です。
とはいへ、イングランドには良い指導者は多いでしょうから、これからどんどん力を付けてくるのでしょう。

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2007年9月 3日 (月)

世界陸上終了

陸上競技は好きなのですが、TVがないので今回は世界陸上は観戦しませんでした。
短距離走やハイジャンプはちょっと見たかったかも。

日本人のメダリストは、女子マラソンの土佐礼子選手の銅メダルだけでした。

土佐選手、おめでとうございます。

まあ、リレーではアジア新が出たり頑張った部分もありましたが、個人種目は幾人かの入賞にとどまったようです。
結果をどうこう言うつもりは毛頭ありませんし、個人の記録的には十分な成果をあげた方も多くいらっしゃるようです。
ただ、故障者が結構出たのは調整法という意味で問題を残したようです。
また、リレーへの過度な期待は気になります。
基本的に個人種目ですから、個人の底上げをしないで、リレーに期待するのは、長期的なプランとは言えないでしょう。
団体競技は個人のコラボレーションであって、そこに必要とされる独特な技術(リレーならバトン・パズ)を磨いても、個々に力のある他のチームが技術的に近づけば勝てませんから。
また、競歩での運営ミスは、準備不足と言われても仕方がないでしょう。

まあ、それは兎も角、この猛暑と湿気は選手達に気の毒でした。
集客から行って、東京、大阪、せいぜい名古屋くらいでしか、日本での開催は難しいのかも知れませんが、出来たら北海道での開催が望ましいのでしょうね。
湿度はそれほどでもないと聞いています。

それにしても、参加した選手の皆さん、お疲れ様でした。

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2007年8月23日 (木)

ちょっと格闘技のお話しでも

何故かレスリングのお話しをしたいと思います。
一般にはアマレス(アマチュア・レスリング)といわれているものです。
もっとも、現在はアマチュアはグローバルには死語です(賞金大会もありますから)ので、公式には日本の協会も「レスリング」と称しています。

これにはグレコローマン・スタイル(つまりローマ式)とフリー・スタイルがあります(女子は後者のみです)。
前者は立ち技系、後者は寝技系と考えれば分かりやすいでしょう。
前者は投げの打ち合いになって、なかなか派手になることもあります。

この競技は歴史が古いのです。
前者は古代オリンピック種目が原型といわれていますし、後者は、18世紀にUKで考案された「キャッチ」が原型です。
でも、なんせ人気がないのです。地味ですからね。
FILA(国際レスリング連盟)という組織が統轄しているのですが、長年悩みの種なのです。

それで、1968年に欧州で普及していたサンボという競技を加盟させました。
サンボとは、1930年代にロシアで作られた護身術で、それが競技化されたものもそう呼びます。
関節技ありのフリー・スタイルですが、柔道着に似たジャケットを着用します。
どうも、こちらが派手なので、売り出したかったようです。
モスクワ・オリンピック(1980年)の時に、FILAが「ジャケット・レスリング」として、オリンピック種目に押したのです。
ところが、IOCがレスリングのメダル数が、多すぎることになるとして却下しました。
それで、サンボはFILAから独立しました。

そして、月日は流れ、次のFILAのターゲットが「パンクラチオン」です。
これは、やはり古代オリンピック種目が原型です。

古代オリンピックの格闘競技には、レスリング、ボクシング、パンクラチオンがありました。
前の二つは現在も同じ名前の競技があります。
ですが、ルールは異なるようです。
これは陸上競技の槍投げ、円盤投げ、走り幅跳びなどが、古代と現代では異なるのと同じです。

古代レスリングは、第17回(BC708年)に正式種目になったそうです。
相手を投げるか、タックルして、仰向けにして倒してフォール(相手の両肩を床に着ける)を狙います。
このフォールを三回奪うと勝者です。
つまり、相手をコントロールして、ひねって組み伏せる競技ですね。

古代ボクシングは、第23回(BC668年)からで、左手で相手との距離を取りながら、右手での打撃を狙います。
右手の打撃はすべて頭部に向けられ、相手が意識不明になるか、負けを認めれば勝者だそうです。
でも、このやり方で競技が成立するのかは疑問ですが。

で、レスリングとボクシングを混合したのがパンクラチオンで、第33回大会(BC648)から登場します。
立ち技系と寝技系に分かれていたらしいです。
パンチ(顔面は禁止)や蹴りにはじまり、投げ技、絞め・関節技などあらゆる攻撃が基本的に認められていたそうです。
実際は相手を投げて倒し、抑えつけて、殴るか、動けなくするものらしいです。
選手が天を指差すと戦闘不能の意思表示だそうです。
ただ、文献がないそうで、壺絵からの類推らしいです。
とはいへ、世間では残酷な競技のように思われていますが、実際には極めてスポーツ性が高い競技だそうです。

これら三つの格闘競技は、相手に深刻な負傷を負わせたり、死なせた場合は負けと判定されたらしいです。

ということなんですが、先日のアテネ・オリンピックの際に、ギリシアのオリンピック委員会は、「パンクラチオン」の公開競技化をはかって失敗しました。
現代のパンクラチオンは、ギリシアで考案され30カ国くらいに普及しているそうです。
内容的には、投げ、極め、打撃(たしかあったはず)が許される総合格闘技のようです。
多分、日本発で国際的格闘競技に発展した「修斗」に近いのでしょう(まあ10カ国を越えるくらいですが)。

さて、FILAは「パクラチオン」の導入とオリンピックへの採用を目指しているそうです。

が。

これがギリシア発の「パンクラチオン」ではないのです。
組み技のみで、打撃はないらしいです。

と、まあ、色々試みられているようです。
ちなみに私は、オリンピックの時くらいしかレスリングは見ませんが、結構好きなんですよ。
地味と言えば、地味かも知れませんが、緊迫感のある良いスポーツだと思います。

それから、USでは、2005年から、RPW(Real Pro Wrestling )というプロリーグが誕生して活動しているそうです。
これは全米大学体育協会(NCAA)レスリング大会などのレスリングで活躍した選手が、全米各地区のチームに所属して、純粋な競技スポーツとして、そしてプロとしてレスリングの活動を行うというものだそうです。
そういえば、USのドラマでは、ハイスクールのレスリングの有望選手はスター扱いされているようです。
RPWには、お客さんは入っているのでしょうか。

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2007年8月 4日 (土)

大相撲って面白い

横審のある委員が、やたら伝統を振り回す割には、主観的というか自分の好みを振り回しているだけという批判があります。
それで、少々相撲についてお話ししたいと思います。
相撲史家の本を何冊か読んでいるので、そこからの判断です。

相撲は元々神事として発達しましたので、行われる場所としては神社が中心でした。
それが、神社の設備のメンテナンス費用を捻出する手段となったのが、「勧進相撲」です。
この歴史は古く17世紀まで遡ります。
発祥の地としては諸説ありますが、江戸という説が有力です(残っている記録から)。
「勧進相撲」は各地で行われていたようですが、トラブルが多くしばしば禁止令が出ていたようです。
で、現在の大相撲の直系の先祖は「江戸勧進相撲」です。
これは別に神社のメンテナンス費用捻出のためではなく、純粋に興業として始まったようです(確かな記録はないらしいですが)。
大きな興業を打つには権威筋の庇護が必要ということで、寺社奉行の庇護を求めた結果、「勧進相撲」という形態が取られたようです(開催場所の確保という意味合いもあったのでしょう)。
「江戸勧進相撲」は割と人気が出て、ほぼ現在の大相撲の興業形態と同等の形が整ったそうです。
   ちなみに当初は土俵がなく、人の輪が土俵代わりで、
   それが俵を埋めた四角い土俵になり、後に土俵が丸く
   なったそうです。
その際、権威付けとして、自称相撲の家元「吉田司家」と組んだわけです。
現在に伝わる土俵上の所作の多くは、江戸時代に作られたそうです。
   ちなみに制限時間は、ラジオ放送のために明治時代に
   できたものです。
   また、懸賞金を受け取る力士の所作が話題になった
   ことがありますが、懸賞金は昭和に入ってから導入
   されたもので、決まった所作があるわけではない
   ようです。
で、そもそも興業、プロスポーツですから、人気に翳りが出ると、色々なものを導入します。
まずは、力士の土俵入り。
幕内力士が、十両の取組後に、土俵を囲んで顔見せしているのは、今も行われていますが(十両の力士も、幕下の取組後にしています)、あれです。
「顔見せ土俵入り」といいます(始まりは「奉納相撲」などのイベントで行って好評だったかららしいです)。
江戸時代の力士は、毎日取組があるわけではなかったので、その日取組のある力士が顔見せをするというのは好評で、かなり客入りに貢献したらしいです。
その後、また人気が下がると、今度は横綱というものを考案します。
当時の有力大関であった谷風梶之助と小野川喜三郎に、「吉田司家」が免許状を発行するというものです。
その際、横綱とは「吉田司家」の門弟といった意味だと説明されていたようです。
これの許可を勧進奉行に申し出る際の書面が残っているそうですが、明確に興業目的を謳っているそうです。
まあ、正直というか。
横綱を作り出した目的は、横綱土俵入りをするためで、これが人気を博し、相撲人気は盛り返したそうです。
谷風と小野川より若いけれど、活躍時期が重なっているのが、雷電為右衛門です。
無双力士といわれるほどの強豪だったそうですが、横綱にはなっていません。
この理由は色々と推測されています。
ただ、実際のところ谷風と小野川のあとは30年くらい、横綱はいませんでした。
その間には、雷電だけでなく、興業を支えた強豪力士はいたのですが。
結局の所、理由は横綱「制度」がなかったからといえるでしょう。
そもそも人気回復策なので、人気だ戻れば必要なかったのでしょう。
30年後に横綱が、また生まれたのは、また人気回復策が必要になったからのようです。
   実は横綱にまつわる複雑な事情というのが、
   別にあるのですが、その話はいずれ。
その他にも、取組の後の「弓取り式」や「番付表」(これは「顔見せ土俵入り」より古いようです)というのも同様の理由で始められたようです。

それから、大相撲というのは、結構融通が利くものらしく、割と変化している面があります。
例えば、横綱は、そもそも土俵入りのために存在したので、番付上の最高位は「大関」ですから、江戸時代には「横綱」というものの知名度自体は低かったようです。
   大関として知られている力士が、一人で土俵入りもしている
   という認識だったのでしょう。
実際、横綱は称号だったのです。
ただ、明治維新前後に、「強い大関=横綱」との認識が広まったようです。
   これは、相撲の家元が「吉田司家」であるという認識が、
   事実上固まって、横綱の乱発がなくなった為かも知れま
   せん。
横綱が番付に載るようになったのは、明治時代(1890年(明治23年)5月場所)です。
ある大関が、成績が思わしくなく、次の場所で「張出大関」となることになりました。
でも、本人がそれを嫌がったんですね。
で、その人は横綱だったので、番付上に「横綱」を載せたとか(NHKでも、このことは流してました)。
あ、ちなみに、現在では「第○代横綱」とう言い方をします。
あれは、明治33年(1904年)に富岡八幡宮(勧進相撲発祥の地の江戸と並ぶ有力候補)に建立された「横綱力士碑」の記載を、後に「吉田司家」と相撲協会が追認したものです。
この碑の記述では、谷風が第4代、小野川が第5代です。
同時に横綱になっていますが、谷風が早く辞めている(現役で急死)ので、第が若くなるという方式です。
碑ですから、併記できないからでしょうね。
この方式も追認されました。
第3代までは、言ってみればいい加減です。
一応、その前にも横綱はいたことになっていたので、有力そうな力士を入れたようです(実在性の怪しい人も混じっていますが。現在では実質初代は谷風というのは通説です)。

実は土俵の大きさも変化しているのですが、ま、長くなったのでこの辺で。

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2007年8月 1日 (水)

運動不足です

NYに入りました。
株はやや反発しているようですが、これは一部の押し目買いの影響のようで、安定感には欠けた値動きのようです。
USの財務長官の見解は、リスクの再評価や市場の行き過ぎを巻き戻す動向を反映しているというもので、今はサブプライム・ローン問題の影響は限定的とのことのようです。
これは株価についても外為相場についても同様との見解なのでしょう。
確かにEUR高の急激さは行き過ぎだったかもしれません。
それにしても、企業の業績自体は、EU、US、日本いずれも概ね好調なわけで、今回の急激な円高が、財務長官の見解だけで説明されているとも思えませんが。

FXはLDNから円安に転じました。
利確とモデル系ファンドの円売りの影響のようです。
NYが本格化して、今は小動きになりました。
ここのところNYでの株価の変動に伴い、FXの変動が激しいですね。
持ち玉は、円とのペアで、AUD、EUR、USDが同じロット数で、ZARは、その10倍です。通常ならなかなかの位置取りなんですが。
相場に安定感がないので、積極的な攻めはしづらいです。
今日はAUDで小銭稼ぎをしてみましたが、チャンスは少なかったですね。

それにしても、明日の朝起きたらびっくり、というこのところのパターンに嵌るかどうか。

さて、先日、元プロレスラーでレスリング・コーチでもあったカール・ゴッチ(本名カール・イスタス)氏が亡くなりました。
ドイツまたはベルギー出身(ベルギー代表として二度オリンピックに出場しているそうです)で、US在住でしたが、USでは無名だそうです。
日本には弟子が多いので、日本での知名度は高いですが。
この記事を読んで、以前の知り合いを思い出しました。
彼はサンボ(ロシアで生まれた格闘技)の世界選手権の元日本代表で、会社の研修でフロリダに行っていたときに、ゴッチ氏に師事していたそうです。
実際には、ゴッチ氏の友人のボリス・マレンコ氏のレスリング・スクールに通っていたのだと思います。
ゴッチ氏は一般向けのスクールを開いていたわけではないはずですが、マレンコ氏は一般の人も教えていたようです。
そして、ゴッチ氏は、マレンコ氏のスクールで、時々教えていたそうです。
ゴッチ氏は、セルフ・ウェイト・トレーニング(自重トレーニング)の信奉者だったそうで、最近私も少々興味を持っているのです。
これは、器具を使わず、自分の体重を利用するもので、腕立て伏せや腹筋運動などが代表的です(通常知られているやり方ではありませんが)。
これに関する書籍が欲しいのですが、Amazonで調べても和書では出版されていませんでした。
英語ならありますので、それで良いかと思ったのですが、ネットでは幾つかのトレーニング方法が紹介されているので、まずはそれを参照することにしました。
私は何年もジムに通っていたのですが、転居を機に辞めてしまったのです。
最後に会員だったのはTipness(渋谷、六本木は7時半から開いていて便利)ですが、西船橋近辺にはなかったからです。
それと少し飽きてきたこともあります。
それで、セルフ・ウェイト・トレーニングがいいかな、と思ったわけです。
ただ、一人でトレーニングするのは怖いことは怖いですが。
例えば、腹筋台を急角度にして(当然足首固定)、腹筋運動をしていて、足がつったら辛いですから。
ジムの良さは周囲にインストラクター含めて人がいる点です。
この点は危険の少ないやり方を選択するしかないでしょう
それとランニング系が問題です。
舗装された道をある程度の時間走ると膝が痛くなります。
まあ、これは自転車にしますか。
ということで、近々トレーニングも再開しようかと思います。
体調が良くなりますし、首の凝りが起きにくくなります。
それとお酒をやめて体重は墜ちたのですが、筋肉もおちてしまったので、取り戻さないと。

こんなことをカール・ゴッチ氏の訃報を読んで考えたわけです。
氏のご冥福をお祈りします。

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2007年7月22日 (日)

世界チャンプもなかなか難しい

WBC世界フライ級チャンプになったばかりの内藤選手、予想通り亀田陣営を挑発しています。
かって対戦要求を拒絶されているので、心情的には素直なものなのでしょう。
ただ、ビジネス的にはどこまで本気かわかりませんが。
亀田陣営は今回も拒否しています。
前回は対戦するメリットがなかったのでしょうが、今回は少々事情が違います。
これにはプロボクシングの仕組みが影響しています。

世界タイトルマッチといえど当事者の契約によって成立することに違いはありません。
通常のノンタイトル戦と違って、契約書締結も含めて厳格な手順が定められてはいますが。
その契約にはチャンピオン側に有利な条項が盛り込まれるのが通例のようです。
ファイトマネーは、挑戦者の方がビッグネイムの場合、チャンピオンより高額なこともありますが、チャンピオン陣営に有利なオプションが付けられます。
昔はリターンマッチというのが普通だったようです。
これは、タイトルマッチでチャンピオンがタイトルを失った場合、挑戦者の次の防衛戦の対戦相手になる権利です。
ファイティング原田さんは、19歳でタイのボーン・キングビッチに勝ってチャンピオンになりましたが、この条項の適用で初防衛戦はキングビッチとの再戦なりました。
ただ、この条項があると世界タイトルマッチのカードが一部の選手間のみに偏る恐れがありますから、現在では禁止されています。
それに変わって登場したのが、興行権のオプションです。
挑戦者が勝っても、次からの二回の防衛戦の興行権を前チャンピオン側が持つというのが一般的なようです。
興行権を持つ側は、勿論試合の利益の多くを手に出来ますし、対戦相手や開催場所の選択、契約条件への影響力も持ちます。
世界チャンピオンになっても少なくとも三回は防衛しないと儲からないといわれている理由の一つになっています。
   現在では知名度がありますが、元世界ミドル級チャンプの
   竹原慎二さんは、初防衛戦で敗れたため、まったく儲から
   なかったそうです。
   ミドル級はもっとも選手層が厚く(そりゃ白人、黒人の
   標準的な体格ですから)、タイトルが取りにくいといわれ
   ています。
   アジア人のチャンプは彼だけです。
   それでも報われないのです。
内藤選手はチャンピオンになりましたが、次からの二回の防衛戦の興行権を持っていないのです。
勿論興行権ですから買取はできるのですが、これは価格交渉も含めた交渉ごとになり、時間が掛かる恐れがあります。
今回、亀田陣営は対戦を考慮しない理由として、明確にこのオプションの存在をあげています。

こんな感じで、プロボクシングはビジネスライクなものなので、選手の実力だけでは思い通りに行かないケースが出てきます。
例えば、世界チャンピオンへの挑戦権は、WBAとWBCとでは異なるかもしれませんが、WBCの場合は世界ランク10位以内が無条件、11位から15位が実行委員会の承認を要するとなっていたはずです。
で、後者の場合は挑戦者に追加の手数料が発生するはずです。
現在では年間試合数が少ないですから、世界チャンピオンを早期に狙う場合、対戦相手を挑戦権の得られるランクを取れる相手に絞る傾向があります。
その上で有利なファイトマネーが出せることが条件になります。
こうなると経済的に裕福な陣営(日本ならジム、その他の国ならエージェント)に有利になります。
それを緩和するために、インターナショナル・タイトルというものがあります。
これは世界ランク11位以下が対象で、チャンピオンは10位以内と同等の権利を有します。
まあ、趣旨は分かりますが、どこまで機能しているかは疑問です。
ちなみに日本(JBC)では、このタイトルを認めていないようです。

スポーツもなかなか複雑なものです。

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2007年7月19日 (木)

おめでとう続き

サッカー日本代表、アジアカップ予選ラウンド一位通過、おめでとうございます。
これで決勝ラウンドは移動もなく戦えますね。
内藤大助さん、WBC世界フライ級タイトル獲得、おめでとうございます。
これでフライ級はWBAともども日本人選手がチャンピオンとなりました。
それにしても会場は後楽園ホールなんですね。
最近世界戦がよく開催されます。
後楽園ホールは使用料が安いそうで、通常の興業でも利益が出やすいそうです。
世界戦もあそこで開催せざる得ないのは、人気の凋落を示していると言えるでしょう。
今回の観客も2350人にとどまったそうです。
とはいへ、観客を呼べる亀田兄弟も狙える椅子が揃ったということで、内藤選手も今後大きな会場での試合が望めそうです。
しかし、こうなるとJBCも他の二つのメジャー、IBFとWBOを認定した方が良いのではないでしょうか。
選手の年間試合数が減少しています(通常3,4試合)から、軽量級に有望な選手の多い日本では、タイトルを狙える機会も減っています。
しかも、IBFとWBOを認定してないボクシング主要国は、日本と韓国くらいだそうです。
日本がUS主導のIBFを認めていないのは面白い現象です。
他のスポーツでは考えられないことですが、まあUSではライト級未満の人気は今一歩らしいので、アメリカ人とのマッチメイクが少なくなるのは痛手ではないのでしょう。
また、設立当初のIBFが割といい加減なところがあって、JBCの間で揉めたのも尾を引いているのでしょう。
とはいへ、日本の新聞紙上では、海外の人気選手の記事も載りますが、当然IBF、WBOはメジャー扱いされますから、どうも奇異な感じがします。

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2007年7月16日 (月)

色々考えさせられます

サッカー、アジアカップ予選、日本対ベトナムが始まりましたね。
TVがないので、私は見ることができませんが、前半は2対1ですか。
日本は、引き分け以上で1位通過で、それだと移動がないそうです。
ぜひとも1位通過をして欲しいものです。

ま、それは兎も角、昨日は女優「まつだまどか」さんの誕生日で、二十歳になられたそうです。
おめでとうございます。
「スウィングガールズ」の最年少組で、本仮屋ユイカさん、辰巳奈都子さんともども今年で成人です。
これでメインキャストに十代はいなくなったわけです。
「スウィングガールズ」のように、有望な若手俳優が多数出演する作品が時々あります。
「リンダ リンダ リンダ」も、10代中心でしたが、メインの最年少である香椎由宇さんは既に今年二十歳を迎えられています。
「六番目の小夜子」の主演、鈴木杏さんも今年二十歳になりました。
彼女は撮影当時小学校六年生ですから、一人若かった(幼かった)のです。
これで主要キャストで十代は。玲(鈴木杏)の弟役の伊藤隆大さん(19)だけになりました。
ここら辺の年代は有望な女優が多いのですが、いずれも二十歳を過ぎて、役の幅が広がるでしょうから、楽しみになってきてました。

で、「六番目の小夜子」といえば、昨日堪能しましたが、最近見かけない有望株がいます。
女性的な話し方が特徴的な溝口役(原作では柔道部なのに、TV版は手芸部)の鳥居紀彦さんです。
名子役として有名で、つい二、三年前まで着実に作品に出演していました。
が。
現在は引退して証券会社に勤務されているそうです。
高校時代から株に興味を持っていて、その話ばかりしていたそうで、大学卒業を気に転身されたようです(「ロングラブレター 漂流教室」への出演時は高校生ですから、空き時間は株の話をしていたのでしょうか)。
「六番目の小夜子」の主要キャストは、亡くなった古尾谷雅人さん以外は、若手も含めて現在も活躍されていますので、一人異色な道を歩んでいることになります。
才能を考えると、ちょっと勿体ない気もしますが、まあ人それぞれの選択ですから。
一応、私の仲間ということになるのは、ちょっとだけ嬉しいかも。

話は変わりますが、今日の日経新聞の一面の記事で、日本でも老後のために自己防衛としての投資や保険の見直しをする人が急増しているとか。
こういう話は以前からありましたが、昨今の色々な意味での年金不信が反映されているのでしょう。
USでは三十歳くらいで老後の生活設計を考えるそうですが、日本では殆どの人が考えていないとか。
このご時世では、これからは若い時期から真剣に老後を考える人も増えるのでしょうね。
人生設計は自己責任が普通になっていくのでしょう。
社会に出て生活していると、義務教育かせめて高校教育で、銀行の仕組み、株の仕組み、保険の仕組みくらいは教えるべきだと思えてきます。
現在の代表的な蓄財手段である銀行預金や投資信託は、結局投資と結びついています。
実際には生活に密着している仕組みで、避けて通れないわけですから、基礎的な知識は教えるべきだと思います。
そうそう、そもそも年金の知識も教えていないのではないでしょうか。
もはや国(年金)や会社(退職金)だけに頼っては、老後は過ごせないと感じている人が増えているようですし、試算上もそれを物語っているようです。

俳優稼業は経済的には不安定でしょうから、鳥居紀彦さんは証券会社で株取引の腕を磨いてから、俳優に復帰されたら如何でしょう。
そうしたら楽しみなんですが。

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2007年4月11日 (水)

大相撲裁判

元相撲好きなので、
   そういえば、以前は大相撲の歴史なんかを調べてました。
   相撲史家と呼べそうな人達が本を書いていたりして、結構面白
   いんです。
   相撲の起源となると不明な点が多いのですが、大相撲(つまり
   相撲興行)であれば、比較的歴史が明らかになっているようです。
ちょっとトピカルなネタをいきます。
日本相撲協会が、出版社を告訴しています。
所謂、八百長問題というものです。
以前は、週刊○ストがキャンペーンを張って、元力士の証言を載せていましたが、現在は週刊○代が掲載しているそうです。

八百長というと、まず思い浮かぶのが、賭の対象になっているケースでしょうね。
それと弱い者が強い者を買収するケースをイメージする人もいるでしょうね。
でも、大相撲の場合は、まったく違うという話しをした元力士がいます。
以前のキャンペーンの時に告発した人達の一人です。
「勝てる相手に負けてやる力士はいない」
と述べていました。
これが興味深かったのです。
その人の話では、相撲の八百長には通常、
地位保全のための星の貸し借り、
体力温存のための星の買取り
の二種類があるそうです。
   相手に加勢したり、同情して負けるような片八百長は別です。
前者は、負け越し回避ですね。
星は借りるので、次の対戦で返すか、他の力士を交えて、三角取引みたいなことになって複雑化するそうです。
   私が子供の頃の、自称相撲通の翁には、「あれは先場所の星を
   返したんだ」とか言ってる人もいましたね。
   聞いてる方は白けましたが。
つまり、金銭のやり取りはないわけです。
でも、これは、もっと下位の力士の参入障壁(昇進障壁? )になりますね。
後者は上位陣対下位の場合だそうです。
一場所15日間を戦うのは相当過酷だそうで、よほどの実力者でも、13勝での優勝が精一杯で、全勝はまず無理だと、その元力士は述べていました。
   実力差があっても、立ち後れたら挽回が難しいらしいです。
   それと、(全盛期の)貴乃花は別格で、全勝できる希有な存在
   だと述べていました。
で、上位陣の場合、星を返すわけにはいかないので、金銭で買うことになるとか。
ただ、いずれの場合も、対戦して勝てると思う相手とは取引しないそうです。
実力が五分五分だから星の貸し借りが成立し、
まともに勝負しても、まず勝てないから星を売り、勝った方は体力を温存する。
その元力士は、元横綱○○富士を槍玉に挙げてはいましたが、元横綱の実力は抜きんでていたとも述べています。
この話しの真偽は別として、破綻がない説得力のある話しではあります。
奥が深いと取るか、観客無視と取るかは意見が分かれるかもしれませんが、いずれにしても実力のない者が、のし上がれる世界ではないということも言いたかったのでしょう。

話しは違いますが、以前、パリ巡業のTV中継を見たんです。
巡業中の(稽古ではない)取組を花相撲といいますが、それですね。
で、日本と違って、客席が暗くて、土俵上だけが明るいんです。
そこでの取組が美しいんですね。
それと派手な大技も出て、沸きに沸いていました。
花相撲は本場所と違って、番付に影響がないので、大技や場所ではなかなか見ることの出来ない技が、飛び出すそうですが、力士のコメントで、あまりに客席が沸くので、つい技が大きくなったとか。
観客の影響力とは凄いものですね。

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2007年4月 4日 (水)

あれ、10万円から1000万円か

今、気付きましたが、先程お話しした西武ライオンズの裏金事件。
西武側は、違反といっても、いわば内規違反ですから、きちんと申告していれば、法的には問題がないでしょう。
   入団前に支払っていても贈収賄にはなりません。
   贈収賄の要件は、受取側が公務員の場合です。
   あれ、国公立の教員だと公務員か。
それは受け取った側も同じことです。
所得税法上は、雑所得になると思います。
年間50万円を越えると申告対象です。
25年間で延べ170人に10万円から1000万円となると、その時期と総額と金額間の分布が分かりませんから、何とも言えませんが、それなりに申告対象者はいるのでしょうね。
所得税法の時効は5年ですから、インフレを考えると、そこに限っても対象者はいそうです。
国税が動くでしょうね。
それなりの事態になるのでしょうか?
何か国際的に有名になりそうな気が。

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飛ばしてますね、西武ライオンズ

私らしくなく、プロ野球のお話しです。
裏金問題に関する調査委員会の中間報告発表です。

まずは、第一点。
1978年の球団創立以来、2005年までの27年間に
延べ170人のアマチュア野球関係者に対し、
新人獲得の謝礼として1人当たり10万円から最高1000万円を支払っていた。
その中には、高校、大学の監督らが含まれており、日本学生野球憲章への違反と指摘した。

第二点。
NPB(日本プロ野球組織)がアマ選手への利益供与を一切禁じた2005年の「倫理行動宣言」以前に、
5人のアマ選手に対し、
総額6160万円の裏金を支給していた。

第三点。
新人選手の契約金の最高標準額(1億円プラス出来高払い5000万円)が定められた1994年から05年までの間に、
入団した15選手に対して
標準額を超えて計11億9000万円を支払っていた。

第一点、第二点は、NPBの規則違反ではないようですが、アマ側の規則は知っていたでしょうから、道義上は問題があるでしょう。
第一点に関しては、アマ指導者が、プロ球団のスカウトやプロ入りする選手に利益供与を受けるケースが多いという記事は読んだことがあります。
それが明確に明らかになったのは、初めてでしょうか。
   まあ、育成者は経済的に恵まれているわけではないんでしょ
   うね。
第二点は、以前お話しした、才能があっても経済的理由で競技を続けられない選手の悲劇が要因なのでしょう。

現実問題として、今、アマチュア野球は厳しい状態だと思います。
アマチュア競技を考えてみると、
・オリンピック種目である
・プロ組織がある
・両方ともない
に分類されます。
オリンピック種目の場合、統括団体の経済力によりますが、オリンピック強化選手に強化費用が出たり、選手が金銭を受け取ったり出来ます。
   両方ともない競技は大変でしょうが。
また、指導者のプロ化も認められている競技が増えているようです。
プロ組織がある競技は、個人種目を除くと、日本ではサッカーくらいでしょうか。
サッカーは自前育成が建前(将来の前提)ですし、支度金の上限も制度化されています。
また、統括団体は日本サッカー協会で、プロ組織とアマ組織は、その下部団体です。
正確にはプロ・アマの区別がなく、全員プレイヤーという位置付けなので、アマ組織という括りはおかしいのですが。
野球の場合、統括団体がなく、プロ組織とアマ組織とは無関係です。
アマ組織の場合、指導者も(建前上)アマだったはずです。
北京オリンピックまでは、オリンピック種目ですが、出場者はプロですから、アマに強化費用を出すこともなく、そもそもその名目も立たないでしょう。
サッカーのように、そもそもプロを頂点とした統一組織にしないと、矛盾が出てしますのは当然でしょう。
この問題は、制度上の問題といえるでしょう。
   まあ、西武ライオンズは責任は取るべきですが。
このまま放置すると、被害者はいつも選手になってしまう仕組みです。
   金銭供与がなくなっても、才能ある選手が競技を続けられな
   くなる。
   個人競技じゃないから、独力での解決は難しいでしょうし。
   虚しい限りですなぁ。

第三点は、笑うしかない。
プロ球団は、自分達で作った規則を守らないという噂は、昔からあったようですが、白日の下に晒されました。
プロ野球組織は、排他的カルテルです。
通常カルテルは、制度的ルールであれ、暗黙的ルールであれ、ルールを守ることで信頼関係が気付かれるのですが、おかしな組織です。
違法な割当カルテルである「談合」でも、このようなことをすれば排斥されるでしょう。
もっとも、スポーツのカルテルは、対戦相手が必要なために存在していますから、少々の無理をしても排斥されないという意識はあるのかもしれません。
それとも、噂自体は昔からあるので、どうせ他球団も行っているという意識があるのかもしれません。

そういえば、50年近く前の話しとして、今回同様の裏金や育成者への謝礼が行われていたことは、以前、当時選手だった方が明かしていました。
   まあ、規制のない時代の話しですけどね。

結局、ドラフト制等を設定したとしても、組織の外の選手を囲い込まなければならない制度である限り、自浄作用がない限り、状況は変わらないのでしょう。

しかし、考えてみれば、西武ライオンズは、野球の世界に歴史的貢献をしたのかもしれません。
経済的な事情を抱えていた選手は兎も角、指導者の相当数が金銭を受け取っていたとなると、アマ側も、ただプロ側を責めば良いという話しにはならないでしょう。
実態としては、アンダー・ザ・テーブルのまかり通る、競技世界だと言うことが、白日の下に晒されたわけです。
プロ・アマ合同の制度的な見直しの議論が期待されます。
   やるでしょう?
   まあ、普通はね。
せめて、プロセスの可視化はすべきでしょう。

いっそプロ野球を目指す少年は、他のスポーツに鞍替えすべきかもしれません。
ただ、年俸が良いのは魅力でしょうか。
いや、それより野球好きの少年を大切にしてあげたいですね。

長々お話ししましたが、私としては、この話題より、決して待遇の良くない女子サッカー選手を何とかしてあげたいですね。
プロ化は難しいのでしょうが、ワールドカップ、オリンピックで活躍して、ブームになれば、何か見えてくるかも。

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2007年3月26日 (月)

週末、イベント、目白押し

一昨日、昨日とスポーツ・イベントが目白押しでしたね。
特に日本選手が絡むものばかりだったので、世間は楽しんだのでしょうね。
私は仕事してましたが。

亀田興起選手は一服。
元ボクシング好きの私はKOに拘らないので。
KOシーンを増やしたければ、ルールでラウンド数を減らすと良いですよ。
標準が10回戦だと、KO狙ってとばすと、体力的にきつくなりますから。
この試合もどうやら前半と後半で展開が違ったようですが、例えば5回戦なら、3ラウンドを微差でも取られると、もう倒すしかなくなります。
追い込まれれば人間、やりますから。

サッカー、オシム・ジャパンも一服かな。
これは少し見ました。
最後の方は、選手を入換えて、早い展開を見せてました。
あれは面白い。
まあ、90分保つかどうかですが。
保ったら面白いサッカーになります。
スピードは元々日本人の持ち味ですし(Jリーグが南米で、有名になったのは、「やたら早い」でした)。

安藤美姫選手、おめでとうございます。
安藤選手の演技だけ見ることができました。
フィギアスケートのことは分かりませんが、リンクで見ると音が凄いそうですね。
スケートのエッジの音が。
優雅なばかりではないとか。
体には負担がかかりそうですしね。
それは兎も角、大会最後の演技者って、プレッシャーかかりそう。
女子が最後なのは、人気が高いからかな?
それとも女子の方がプレッシャーに強いからかな?
私、以前、競技ボウリングをしていましたが、マッチプレーの決勝で、パーフェクト・ゲームを達成したのは女子選手のみで、男子はいないそうです(今時点では知りませんが)。

それから、大相撲、白鵬関、おめでとうございます。
立会の変化に多少の苦言はあるようですが、先に横綱がやったそうなので、作戦勝ちでしょうか(横綱はまさか来るとは思わなかったでしょう)。
私は子供の頃、大の相撲好きでした。
小兵力士の変化は好きでしたね。
まあ、でも、古参力士でもない限り、まともな変化はまずいかもしれませんね。
特に上位力士の場合は。
それは、そうと途中で白鵬関と朝青龍関が1勝差になりましたが、直接対決は14日目でしたね。
大相撲の取組が決まるのは、前々日ですから、千秋楽に当てた方が盛り上がりそうなのは分かっていたのに
勿論、14日目に朝青龍関が勝てば(勝ちましたが)、千秋楽も盛り上がるということはありますが、負ける可能性も十分あるわけで、何か結果オーライ、興行的にには疑問の残るものでした。
周囲が演出できるのは、取組の組合わせだけですから、顧客満足度を考えて欲しいですね、コンサルタントとしては。
通常通り、番付通りに取組を決めた訳ですが、相撲人気が下がり気味の今は工夫が必要でしょう。
何か、この取組の流れについては、内部でも揉めたという話しもありますが。

ま、大相撲については、今度お話しをします。
大相撲の歴史って、面白いんです。

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2007年3月23日 (金)

クラブ・ワールドカップで開催国枠の新設を決定

FIFA(国際サッカー連盟)の理事会で正式決定されましたね。
めでたい。
これで赤字の心配はない。
クラブ・ワールドカップは、前年度の各国リーグ・チャンピオンか上位チームが、その翌年(つまり今年)に、欧州チャンピオンズリーグのようなに大陸選手権に出場し、優勝したチームが出場します。
開催国枠の場合、今年は、時期的には、今年のJリーグ・チャンピオンが出場できるのかな。
アジア・チャンピオンも日本のクラブが取ると、2チームが参加できるので、もっと盛り上がるでしょうね。

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クラブ・ワールドカップ

FX、今日は利確が入ったようで、円高に振れました。
良い機会なので、EUR/JPYで買いを狙ったんですが、注文を確定しようとしてる間に逃げられました。
NYでヒットするかな。

ところで、サッカーのクラブ・ワールドカップの開催国枠設置が決まりそうです。
クラブ・ワールドカップは、欧州、南米、北中米、アジア、アフリカ、オセアニアのクラブチームのチャンピオンが出場して、日本で開催されます。
欧州、南米絡みの試合は観客が入りますが、それ以外は厳しいのが現実です。
結局、赤字か、せいぜいブレークイーブンってところ。
開催国枠があれば、日本のクラブが出場できますから、観客動員が見込めます。
採算性が向上するでしょう。
もっとも、開催国枠があるなら、開催したいという国が出てくるでしょうから、日本での開催がいつまで続くやら。

で、試合形式ですが、従来、1回戦は、北中米、アジア、アフリカ、オセアニアが出場、勝ち上がった2チームと欧州、南米が準決勝、勝者が決勝進出という方式です。
ノックアウト・トーナメントです。
今年から7チームとなると、1回戦がオセアニア対日本で、2回戦に北中米、アジア、アフリカが参戦、準決勝以降は従来通りという形でしょうね。
   オセアニアは唯一アマチュア・チームになります。
   オーストラリアがアジア所属になったので、プロチームがない
   地域になってしまいました。
   まあ、ニュージーランドにプロチームが一つあるんですが、
   Aリーグ(オーストラリア)所属なんですね。
この方式なら少なくとも、日本は2試合しますので、観客動員には問題がなくなり、大会の黒字は約束されたも同然になります。

ちなみに、日本では、総当たり戦をリーグ戦、勝ち抜き戦をトーナメント戦といっていますが、これは間違いです。
前者はラウンドロビン・トーナメント、後者はノックアウト・トーナメントといいます。
トーナメントは大会という意味、リーグは連盟とか連合とか、まあクラブの集合といった意味です。
そのため、欧州チャンピオンズリーグは、試合形式はノックアウト・トーナメントでも、リーグで良いんです。
ちなみにリーグ・マッチという言葉があります。
訳せばリーグ戦になりそうですが、これは公式戦といったような意味です。
オフィシャル・マッチの同義語です。
例えば、Jリーグの場合ですが。
J1、J2はリーグなので、優勝するとリーグ・チャンピオン。
ナビスコ・カップは、Jリーグ・チームのみの出場なので、優勝するとリーグ・カップ・チャンピオン。
で、J1、J2、ナビスコ・カップでの試合は、すべてリーグ・マッチとなります。

それから、忘れちゃいけない、カップ戦という言葉。
日本では昔、ノックアウト・トーナメントと同義に使われていました。
これは、XXXカップというトーナメントが、ノックアウト・トーナメントで行われることが多かったための誤解でしょう。
XXXカップというのは、賜杯をかけた試合といった意味のようです。
ですから、試合形式とは無関係のようです。
更に、カップ戦という言い方は日本にしかないようです。
   ようですというのは、カップ・マッチという用語があるという
   説明を読んだ記憶があるからです。
   内容をはっきりとは憶えていないのが残念。
ま、日本人同士で話すときはどうでも良いんですが、外国人と話すときは、これらを踏まえてないと、意味が通じませんので。

そんなことは兎も角、秋冬の楽しみが増えます。
いえ、日本のクラブが出るからではなく、1試合増えるんで。

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2007年3月22日 (木)

採点って

え~、ボクシング・ネタが続きます。
接戦になると採点が良く話題になります。
なので、採点についてお話ししましょう。
今回限りでしょうから、専門用語は使わないことにします。
基本的にボクシングの採点は、ラウンドの取り合いです。
例えば、12回戦なら7ラウンド取れば、判定勝ちです。
現在は10点法が主流です。
歴史的に見れば10点法にも色々あるんですが、現在の世界タイトルマッチの場合をお話ししましょう。
採点者(ジャッジ)は、基本的にラウンド毎に必ず優勢な選手を決めます。
   これはルールブック上のルールではなく、引き分けをなくすため
   の運用上の措置です。
   ですから、イーブンに付けても構いませんが、あまり付けると
   世界タイトルマッチのジャッジの話が来なくなるそうです。
優勢な選手に10点が与えられます。
で、劣勢な選手には、マイナス1点で9点が与えられます。
ダウンを1回すると、更にマイナス1点で8点が与えられます。
2回目のダウンで、更にマイナス1点で7点が与えられます。
   つまり、優勢な選手は、ダウン1回奪うと、もう1ラウンド分
   点数が貰える(あとで1ラウンド取られても良い状態)んです。
3回目のダウンでKO負けです(ここはWBAルール)。
ん。
10点法なのに最低で7点?
変なの。
って、でもそうなんです。
6点はつけてはいけないというルールなんです。
そんなに差がつくなら試合を止めろと。
   実際にはダウンの回数に関係なく(ダウンしなくても)、危険
   とレフリーが判断したら(一方が一方的に殴って、他方は防戦
   一方な場合と思ってください)、試合は止めます。
   ボクシングはあくまで、勝敗を決めるゲームであって、相手を
   倒すゲームではないんです。
でも、だったら10点法じゃなくて、いいじゃない。
優勢な選手に1点。
ダウンを1回奪ったらプラス1点で2点。
ダウンを2回奪ったら更にプラス1点で3点。
ラウンドの取り合いなら、この方が分かりやすいじゃない、と思った方・・・・・・私もそう思います。
実は、これ、かつては行われていました(今でもUSの一部で行われているらしい)。
まあ、実際の点数の判定基準は違うんですが、優勢な選手に加点していく採点方法はありましたし、それが国際標準の時期もあったそうです。

それと、どちらが優勢かという判断基準ですが。
簡単に言うと、相手にダメージを与えるようなパンチを出した方が優勢です。
ただ、これ微妙にダメージを与えた場合(例えば、一瞬足がよろけた)もそうなので、素人では見た目に分からないことも多いです。
但し、手数を重視する国とか地域もあります(これは文字で書かれたルールの解釈の違いです)。
ですから、全く同じ内容の試合でも、場所によって勝者が逆転することはあります。
普通に。
あ、ジャッジは3人いて、多数決ですから、試合前に採点基準のすりあわせはするようです。

違うスポーツですが、見た目似ているキック・ボクシングとムエタイが、採点の違いを示す良い例です。
キックボクシングの採点基準はボクシングに近いんです。
一方、ムエタイは、相手の体に当たればいいんです。
ダメージは関係ありません。
これは賭の対象なので、勝敗が出ればいいのと、早く終ると賭けてる時間がないためと、接戦を多くしたいためらしいです。
それと選手に沢山の試合をして貰うためとか。
採点基準が試合の内容を誘導するんですね。
   だから、ムエタイの選手同士で、キックボクシング・ルールの
   試合をして、一撃で腕が折れたことがあるとか。
ちなみに、お話ししたのはプロの場合です。
アマチュアの採点基準はまったく違います(例えば、ダメージを受けた選手を休ませる状態がダウンです。採点上は普通にパンチを受けたのと同じです)。

採点て、基準次第なんですねぇ。

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2007年3月20日 (火)

おめでとうございます 続報

え~、急にボクシングの話題をお話ししましたが、実は私、元々洗練されたスポーツが好きなんですね。
それで、サッカーとボクシングが好きなんです。
といっても。暫くボクシングは見ていませんでしたが。

で、WBA世界フライ級タイトルマッチのダイジェストをやっと見ることが出来ました。
もしかすると、パーラ選手は体調不良で減量に失敗していたのかもしれません。
でなければ、このまま引退するつもりで、最後の試合で、とりあえず稼ぎたかったのか。
事情が明確になると良いですが。
どうもすっきりしません。

ま、坂田選手の次回に期待します。

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2007年3月19日 (月)

おめでとうございます

WBA世界フライ級タイトルマッチ、結果が出ましたね。
坂田健史選手がタイトルを奪取しました。
坂田選手、おめでとうございます。
詳細は分かりませんが、3RTKOは見事です。

それにしても不可解なのは、ロレンソ・パーラ選手です。
2.1キロも体重超過したのは、何らかの事情があったのでしょうか?
タイトル剥奪、勝ち逃げ、階級転向を狙ったんだったら、おそまつな結果としか言いようがありませんね。
計画的なら数百グラムから、せいぜい1.5キロくらいの体重超過で、体調を整えたと思うんですが。
普通に減量ミスをしたような結果です。
どうしたんでしょう?

まあ、それでタイトルの価値や坂田選手の価値が下がるわけではありませんが。
特に四度目の挑戦での奪取とは、頭が下がる思いです。

これで日本人の現役世界チャンピオンは6人目です。
日本ボクシング界、隆盛の時、と言いたいところですが、TV中継はなし。
実力と人気は噛み合っていないようです。

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スポーツ界の茶番、一部訂正

プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチの件で情報不足でした。
チャンピオンのロレンソ・パーラは、今回の試合を最後に階級を上げる可能性があるんですね。
この場合は話しが違ってきます。
チャンピオンは勝っても負けても、タイトルにこだわりませんから、体重超過で剥奪されても構わないわけです。
ですが、階級転向後に世界ランキングを保持するためには負けない必要があります。
だったら無理な減量はせず、体重超過の上、契約体重で試合をして、勝つか引き分ければ良いわけです。
更に、ペナルティでファイトマネーは大幅減額されますが、手にすることもできます。
階級転向前の試合としては理想的かもしれませんので、この手の悪用は増える傾向にあるようです。
まして、今回は挑戦者坂田が、最後の世界戦と明言しており、大抵の条件は呑まざる得ないからです。
ただ、これにはリスクもあります。
ボクシングは対戦する両者の体重が開きすぎると(ヘビー級を除くと3~4ポンド差までだったと記憶してます)試合ができませんので、中止になることもあります。
その場合、前チャンピオンは損害賠償を請求される可能性があります。

まあ、いずれにしても茶番には違いありませんが、坂田選手には貧乏くじは引いて欲しくないですね。

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2007年3月18日 (日)

スポーツ界の茶番

スポーツの世界で茶番が2件。

まずは、WBA(世界ボクシング協会)フライ級(50.8kg以下)タイトルマッチ。
チャンピオン、ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)が体重オーバー。
計量1回目が2.7キロ、2回目(2時間後)が2.1キロの超過。
何百グラムって話しはたまにありますが。
まあ2キロ以上もごく稀にありますけどね。
で、タイトルは剥奪。
試合は2階級上のバンタム級相当、53.5kgの契約体重で行われて、試合当日に再計量とか。
挑戦者の坂田健史が勝てば新チャンピオンですが、フライ級のタイトルマッチをバンタム級でって。
こういう場合、前チャンピオン側のモチベーションが低くて、挑戦者が勝つケースが多いんでしょうが、逆もありますからね。
前チャンピオンも体重オーバーとはいへ、調整はしているので、体重が重い分だけ有利になることがあるようです。
いずれにしても挑戦者はいい迷惑ですね。

次は、プロ野球のドラフト会議改革。
希望枠の撤廃は決まりそうですね。
マスコミからもアマ側からも「裏金の温床」といわれていますね。
   ○刊スポーツの編集長、立場上言ってるのか? 本気なのか?
要は目立つ裏金問題を理由に、ドラフト会議改革という小手先の変更でお茶を濁す。
大人の事情ですかね。
新聞紙上とか新聞社のサイトの情報しか知りませんが、プロ球団のスカウトは直接選手に接触することはなく、仲介者(大体は高校や中学のチームの監督)を介しているとか。
アマ側も大きな事は言えないんですね。
今日の日経新聞の記事は興味深いですね。
甲子園を目指す高校球児に係る費用は、高校3年間で少なくとも1千万円だそうです。
素質や努力は当然で、あとはカネ次第。
これが実情だとか。
まあ、「カネがなければ、野球は諦めろ」っていうのも明確で良いんですが、それだと球界は消滅の道を歩みそうですし。
奨学金制度がプアなのが響いてるんですね。

ちなみに通称「一芸入試」なんて呼ばれる、いわいる自己推薦入試というのがあります。
   要するに実績を証明する文書を提出して、小論文と面接で、
   自分で自分をアピールする試験。
   UK、USでは古くから行われているらしい。
   日本では、1990年に慶応大学文学部が初めて実施して、他にも
   広まっています。
   勿論、合格者の大部分は普通の高校生で、成績、学校活動
   (生徒会や学園祭委員)等で評価された人達らしいし、大多数は
   本当に一芸だけで入学できるわけではないらしい。
でもこれ入学できるだけですから。
ちなみに、早稲田大学のスポーツ科学部には「トップアスリート入試」というのがあって、高校で一定の学業成績(結構基準高いです)で、オリンピック出場クラスのアスリートが入学できるそうです。
卓球の福原愛さんが受験して合格したやつですね。
この対象者で申請すれば奨学金の支給が受けられる可能性はあるようです。
良い制度だと思いますが、オリンピック出場クラスのアスリートとなると、団体競技は、まず無理ですね。
サッカーは、まだ可能性があるかな。
バレーボールは、そのクラスの選手は進学しないし。

結局、根本対策は奨学金の充実だと思いますけどね。
そういえば、裏金って契約書があって、選手は契約金から差し引かれるとか。
要は裏の奨学金なんだ。
悲しい現実。

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2007年3月13日 (火)

育成って何だろう

あまりプロスポーツの問題、特にプロ野球関係には触れたくないのですが、日本人の本質を考えない体質が顕著に表れてきている気がするので、少しだけ触れますね。
例の裏金問題関連です。
といっても、そのものの是非じゃありません。
問いたくもない。

さて、プロ野球の選手になる方法は、
・ドラフト(徴兵という意味)制度によって、
 ・球団が一方的に指名したのを受諾する
 ・球団と合意して指名枠で受諾する
・入団てすとに合格する
ということのようです。
ドラフト制度はUS発祥で、根底には選手の育成は、学校スポーツかスポーツクラブが行い、プロ球団はそこから選手の供給を受けるという考えがあるようです。
つまりプロが選んだ者がプロになるという思想ですね。
   サッカーの世界は、プロとかアマチュアとかの区別がなく、
   基本的にクラブが小学生から育成している自前育成が原則なので、
   こういう制度はありません。
ところで、学校が育成の場となると問題が生じます。
才能、実力があっても、経済的に恵まれていない選手の場合です。
高校に進学しないと指導が受けられない。
引退後を考えると大学に進みたい。
   何かスポーツ選手育成の話しじゃないみたい。
   虚しい。
USも同様のはずですね。
で、以前読んだ記事を思い出しました。
USでの大学の学費の出先についてです。
・奨学金を借りて、卒業後返す
・親から借りて、卒業後返す
   USでは、子供を3人大学卒業させると老後は安泰とか。
   子供からの学費の回収は老後保障みたいなものらしい。
・両者の組合わせ
が多いそうです。
勿論、生活費を稼ぐためや、大学院進学のためのアルバイトはよくある話らしいです。
   正確な統計があるのかどうかは、記事にはありませんでした
   ので、あくまで参考情報です。
ハイスクールでは、大学入学資金を稼ぐためのアルバイトは、時間的に考慮してくれるとも聞いたことがあります。
そいうえば、USのプロ選手には、スポーツ奨学金を受けていた人が多いと聞いたことがあります。
また、映画で、高校生が奨学金が取れそうで進学できる、なんて話題は良く出ます。
日本の場合、奨学金制度はプアです。
生活費の補助が主流です。
学費の補助としては教育ローンの方が主流なんじゃないかなぁ。
こんなお寒い状況の学校教育周辺制度の国で、選手育成を学校に任せるという考え方が理解できないなぁ。
いっそ(球団じゃなくて)プロ野球機構で、
・学校を作る
・奨学金制度を作る
なんて方がましでしょ。

プロのチームスポーツは一種のカルテルなんですね。
つまり対戦相手がいないと成り立たない。
従って、構成チームの共存共栄は論理的に必須なんですよ。
個々の球団が選手育成までする場合は問題ないけど、それをしないなら、カルテル自体が育成するか、育成に助力しないと、長期的には先がないんじゃないかな。
プロのチームスポーツを目指す人にとってみたら、育成してくれるスポーツが良いでしょうらかね。
プロ野球は、長期的には優秀な人材に逃げられそうだな。

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2007年2月 9日 (金)

また、またサッカーねた・・・・・・これ、サッカー?

え~、まあ世界で色々起きているので。
今回は中国U21(21歳以下)代表のお話し。
現在イングランドに遠征中です。
といっても既に7人が帰国し、今後の試合はキャンセルしたそうなので、全員帰国するのでしょう。
来年は北京オリンピックです。
オリンピックのサッカーはU23(23歳以下)代表の大会です。
ですから、現在のU22やU21の代表が主力になるわけです。
中国は国際経験が少ないので、当りの強いサッカーの経験が少ないそうです。
それで、欧州、その中でも特に当りの強いイングランドに遠征して、親善試合をすることになったそうです。
狙いはいいですね。

で、遠征中、乱闘騒ぎとかそれに近いことを二回やってしまいまして、2月7日が三試合目。
ついに本格的な乱闘を起こしました。
まあ、結果的には乱闘を仕掛けて返り討ち。
中国側が多数の負傷者を出して没収試合になったそうです。
それで、残りの試合はキャンセルしたそうです。

しかし・・・・・・まあ・・・・・・三試合連続、すべて別のチーム、しかも親善試合で・・・・・・おそらく前代未聞でしょうね。
そいえば、前回のチェルシーは15、16歳のチームだったとか・・・・・・子供相手に乱闘寸前というのも・・・・・・。
U21といえば、サッカーでは十分大人で、その世代から何人かはA代表にも選出されているのが普通なんですが・・・・・・。
しかも、当りの強いサッカーを経験しに行って、当りが強いからキレタっていうのもねぇ・・・・・・。
スタンドでは中国サポーターが地元サポーターを挑発してたらいいし。
スタンドもピッチも荒れたんですね。
どうも中国のサッカーの試合では、比較的乱闘に近い状態にしばしばなるらしいですが、さすがに中国マスコミも今回は非難囂々という状態のようで。

中国のドゥイコビッチ監督のコメント、
「私はボクシングのコーチじゃない。選手には失望した」
って、そりゃそうだ。
もう辞めたいでしょう。
辞めることが、ことの重大さを選手に教えることになるのなら、辞めるのも良いかもしれませんね。

北京オリンピックが怖い。
世界中継中に乱闘を起こさないことを祈ります。
やったらスポイルされるでしょう。

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サッカー諸々

昨日はコンサルティングの仕事の長時間ワークショップで少々疲れました。
   この仕事は先の受注のために、知識、ノウハウ、経験を事前に
   まとめて置く必要があるので、手分けして作業をしています。
今日はそのフォローでさっきまで、長時間資料作りをしてました。
やっと一段落つきましたが、ちょっとぐったりか、げんなり気味です。
でも、まだやることは目白押し。
週末も頑張りますか。

で、まず、またまた訂正から。
訂正が多くて済みません。
ただ誤りは正したいので。

2月2日のイタリア1部リーグ(セリエA)、カターニア(ホーム)対パレルモの試合で、警備をしていた警官が亡くなりましたが、当初パレルモ・サポーターの投げた紙爆弾(威力の大きい爆竹のような物らしい)によるものと報じられましたが、投げたのはカターニアのサポーターだったそうです。
また死因は、内臓破裂だそうです。
紙爆弾の被弾後に暴行を受けたようです。
未成年者を含めて多数の逮捕者が出ているそうです。
驚くのは件の紙爆弾は、過激なサポーター(ウルトラスと呼ばれています)のために、スタジアムに保管してあった物だとか。
イタリアではウルトラスが怖くて、チーム側はいいなりらしいですね。
これでは国家権力の介在が必要でしょうね。

そして、セリエAは今週末2月11日に再開することが正式に決まったそうです。
但し、観客席の安全基準(監視カメラやサポーターを分ける溝など)を満たしている6つの競技場は観客を入れるそうですが、満たしていない5つの競技場は無観客で実施するそうです。
   さすがに「無観客」は変換出来ませんでした。
   「無冠客」になってしまいます。
   悲しいかな辞書に登録しました。
サッカーではペナルティとしての無観客試合は珍しいわけでもありませんが、長期にわたるとクラブ経営上重大事になるでしょう。
ただ今回は妥協は出来ないでしょうね。
これを期にスタジアムの改修が進むでしょう。

それからもう一つ。
南アフリカ・ワールドカップのお話し。
アジア枠が4.5、オセアニアが0.5なんですが。
アジア予選5位とオセアニア予選1位のプレーオフに決まりました(ホーム・アンド・アウェイ)。
オセアニア側はプレーオフではなく、オセアニア予選1位をアジア最終予選に参加させて欲しいと希望していましたが、却下されました。
オセアニア予選1位は、まずニュージーランドでしょうが、ホーム・アンド・アウェイで北半球と南半球を何度も行き来するのは、時間的コスト的に困難と判断したようです・・・・・・表向き。
まあ日程面では選手の代表への拘束時間が長くなるでしょうから分からなくもないんですが・・・・・・。
でも、今度の予選ではオーストラリアがアジアに参加しますから、その点では条件は同じはずです。
結局、アセアニアはアマチュアだけになったので、手間をかける必要もないという判断をしたんだと思います。
実力的には差がありますから、当然の判断とも言えるんですが、サッカーの世界でのオセアニアの孤立は、今後重大な問題になっていくでしょう。
オセアニア・サッカー連盟をアジア・サッカー連盟に吸収するという案も出てきているようです。
でも、これって面積が広すぎて試合を組むのが大変そう。
セントラル方式(開催地を決めて集中開催)という手はありますが、アジアが嫌がるかも。
それでもアジア・オセアニア・サッカー連盟が出来たら、セントラル方式しかないでしょうね。オセアニアの孤立を防ぐ解決策が他にありませんし。
予選の楽しみ方が変わりますが、これはこれで良いかも。
アメリカ・ワールドカップまでの何回かは、アジアもセントラル方式でしたし。

さて、昨日クロさんから、スコットランド・リーグのセルティクスの試合のDVD(TV中継を録画したもの)をいただきました。
週末は、仕事だけでなく、久々に中村俊介選手のプレーを楽しみますか。

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2007年2月 6日 (火)

言葉はしっかり定義しましょう

まずは訂正から。
以前「ダーティペア」のお話しをしたときに、職業を保険調査員といいましたが、犯罪コンサルタントの間違いでした。
犯罪コンサルタントの設定は、今の時代なら、重要犯罪か犯罪の可能性がある場合に依頼を受けて、国境に関係なく犯罪捜査にアドバイスを与える(実際は自ら捜査してしまう)というものです。
今に時代ならといいましたが、現実にはこういう職業は現在存在していないでしょう。

さて、本題です。
今日のテーマは「日本の常識は世界の非常識」(竹村健一氏の言葉)といいますか。
皆さん、リーグ戦とトーナメント戦という言葉をよく見聞きしますね。
例えば、ワールドカップ。
まず、32チームが4チームずつ8グループに分かれて総当たり戦を行います。
これを通常、予選リーグとか1次リーグとかいっています。
次に各グループの上位2チームの計16チームが、甲子園みたいな勝ち抜き戦で優勝を争います。
これを通常決勝トーナメントといっています。
が、この呼称は日本以外では通用しません。
   日本語だからじゃありませんよ。
   念のため。
正式には(主催のFIFAの規定)、最初の8グループの総当たり戦は、1st Roudといい、次の勝ち抜き戦は、2nd Roundといいます。
また、前者の試合方式をRound robin system、後者の試合方式をKnockout systemといいます。

日本語のリーグ戦を逐語訳するとLeague matchになるのでしょうか。
でも、League matchの意味は「公式戦」です。
Leagueというのは連盟とか同盟という意味で、総当たりという意味はありません。
で、Tounamentというのは「試合」が一番近いでしょうか。
ゴルフ・トーナメントという言葉はよく使われますが、マッチプレーでないかぎり勝ち抜き戦ではありません。
そもそもそういう意味はありません。
またサッカーの勝ち抜き戦の試合(天皇杯とか)の試合形式を、日本ではカップ戦といったりしますが、これも通じません。
   ただし、昔は勝ち抜き戦をカップ戦といっていたという説はあるようです。

一見たいしたことのない問題のようですが、スポーツは国境のないものなので、外国の記事を読んだり、外国人と話すときに困るでしょうね。
それにラウンドロビン・システムやノックアウト・システムという言葉を知らない日本人が大半でしょうから、言葉からの類推ができない分やっかいでしょうね。

それと実際問題が起きてはいます。
ラグビーの話しです。
ラグビーには二種類があって、ユニオン式とリーグ式と言います。
日本では従来ユニオン式が行われてきましたが、現在はリーグ式も行われています。
   両方ともワールドカップができたからでしょうか。
   日本人は国際大会好きですからね。
で、日本の実情は「ユニオン式なのにリーグとはこれいか」という状態です。
言葉は整理しないと。

そういえば、昔日本のサッカー界は同じ事象に複数の呼び方がありました。
しかし、Jリーグ設立時に公報上好ましくない(サッカーの啓蒙もする必要があったので)ということで、スタジアム内の呼称はイングランドで使われているものに統一しました。
例えば「クロス」という用語がありますが、従来は「センターリング」という用語も使われていました(むしろ後者を使う人が多かったのかな)。
また、「ピッチ」という言葉は日本では使われていなかったと思います。
日本のサッカー界に馴染みがあろうがなかろうが、世界標準を輸入したんですね。
でも試合形式の呼称については輸入しなかったんですね。

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2007年2月 5日 (月)

セリエ・・・・・・訂正します

イタリア・サッカーのことをお話しした際、記憶のみに頼ったため、間違えました。
今回訂正します。

イングランド・サッカーの話しです。
前回お話しした80年代の火事での大惨事は、実際起きています。
イギリス経済の疲弊にともなって、
スタジアムの老朽化、
   設備が古い木製でよく燃える。
観客の詰め込みすぎと管理のまずさ
   火事の時、出口に鍵をかけていて逃げられなくて大量の死者
   が出た・・・・・・いくらなんでも・・・・・・。
が顕著になりました。
更に悪名高きフーリガンの台頭。
これらに対して無策なクラブの経営者。
で、「なんとかせねば」と若手経営者が中心になって、人気クラブを買収しまして、FA(イングランド・サッカー協会)から独立してプレミアシップ(今ではプレミア・リーグとも呼ばれます)を結成したわけです。
   プレミアシップを日本の状況に置き換えて説明します。
   プレミアシップはJ1です。
   協会とは別にJ1リーグとJリーグ・カップ(ナビスコ・
   カップ)を主宰し、更にメンバークラブの管理を行います。
   協会はその他のサッカーについて管理をします。
   ナショナルチーム、J1以外のクラブチーム(日本ではJ2は
   Jリーグですが)、クラブ以外のアマチュア等ですね。
   それと忘れちゃいけない天皇杯の主催。
   ちなみに2部のクラブは協会の管轄ですが、プレミアとの入
   れ替えはあります。

これによって、イングランド・サッカーの改革が始まったんです。
で、めでたし、めでたし・・・・・・とはいかなかったんですね。
残念ながら個々のクラブの努力では。

1989年の欧州チャンピオンズカップの決勝の前に、
   場所はオランダ、ブリュッセルのヘイゼル・スタジアム。
   ユベントス対リバプールの対戦。
リバプールのサポーターが暴動を起こし、39名の死者を出しました。
1993年にはイングランドでの試合で、
   場所はシェフィールドのヒルズボロ・スタジアム。
   シェフィールド対リバプールの対戦。
観客が押し合い、リバプールのサポーター96名が死亡しました。
   確か人が押し寄せての圧死ですね。

それでですね。
イギリス政府は、「暴力根絶とスタジアム改革」のために法律を制定したんです。
内容は、
・スタジアムの防護壁(両チームのサポーターを分けている)
 の撤去
・アルコールの販売・持ち込みの禁止
・発炎筒や爆竹の持ち込み禁止
・人種差別的な罵倒の取り締り
などです。
   防護壁はサポーターを煽ったり圧死させる原因になっていました。
   アルコールや危険物は入場時にチェックされます。
で、これらを達成するために、スタジアムの観客席はすべて番号の振られた座席とすることが義務付けられたんですね。
このためスタジアムの収容人数は大幅に削減されることになったんです。
スタンドにはホームチームの費用負担でスチュワードが配置されます。
規定に反したサポーターは、その区域の担当者によって席から連れ出され、スタジアム内の警察の拘置室に収容されます。
客席はモニタールームから監視され、警察がカメラを通してサポーターを管理します。
   私、好きです。こういう徹底振り。
   やるときは、ガンとやらなきゃ。
これらの改革によりスタジアムはより安全になりまして、収容人数は減少しても入場者数は増加したようです。
法制化ということはありましたが、クラブの出費はばかにならない額だったようです。
でも、これがなかったらイングランド・サッカーは終っていたかも。
あるいは、この変化自体必然なんでしょうが。

さて、立ち見席の全廃は欧州では普及しているように思えます。
しかし、その他の点では、一部の国では徹底されていないように思えます。
   ワールドカップは厳しいですけどね。
イタリアの場合は、立ち見席はないと思いますが、イングランドが行った主要な四点については、野放し状態のようです。
その状態でよくワールドカップが開催できたものです。
そいうえば、イタリアは「ユーロ2012(ナショナルチームの欧州選手権)」に立候補しているはずです。
このままじゃ、落選でしょうね。

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2007年2月 3日 (土)

セリエの終焉?

イタリアのシチリアのマッシミーノ・スタジアムで2月2日に行われた、サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)、カターニア(ホーム)対パレルモの試合で、警備をしていた警官が亡くなりました。
パレルモのサポーターが会場入りする際に、投げつけたカード型爆竹によるものだそうです。
その他にも約100名が負傷して病院に運ばれたそうです。
今のイタリアでは、競技場に爆竹を持ち込むのは当たり前。
負けたチームの選手をサポーターが襲うのも当たり前。
そういう状況とか。
もう確信犯です。
   イタリアに限らず欧州では、サッカー観戦には女性と子供は
   行かないそうです。
   危険すぎるという理由で。
   もはや欧州では、Jリーグの観戦風景は驚きのようです。
イタリア・サッカー協会は取りあえず次節の全試合の開催を取りやめました。
協会の代表も選手協会会長も長期(1年くらい)の試合中止を訴えています。

欧州のサッカーの競技場は2度の改革を経て、設備面での安全性は高まりました。
一度目は立ち見の廃止。
二度目は木製の座席の廃止。
かつてイングランドでは、爆竹の火が火事を引き起こし、一度に100名以上が亡くなったことあり(確か2回)、観客の安全面が考慮されたのです。
でも、そもそもの問題は爆竹を持ち込んだサポーターのはず。
彼らの意識は変わらなかったのでしょう。

私はサッカーが好きです。
ボールゲームとしては最も洗練された美しいスポーツだと思います。
でも、サポーターは洗練されていないどころか、粗野で野蛮な国も多いのです。
寂しい限りです。

サッカーだけが楽しみ・・・・・・というより競技場で暴れることだけが楽しみという人達が問題なのですから、まずは無期限に試合は停止すべきでしょう。
その上でやるべきことは何か考えて、実行に移す必要があります。
国内ということであれば、サッカーを取り巻く団体は2つあります。
サッカー協会と選手協会です。
しかし、もう一つサポーター協会のようなものも必要でしょう。
そして3者が危険防止策について話し合うべきでしょうね。
例えば、サポーター代表が、観客の危険物の持ち込みチェックをするとか。

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2007年1月31日 (水)

マスコミの勘違い、というより無知

イングランド出身のサッカー選手、デビッド・ベッカムが今年8月に、スペインのレアル・マドリードからUSのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍します。
トレードマネー(移籍金)が約300億円ということで話題になりました(この移籍金は高額な部類ですが、もっと高額なケースもあります)。
で、困ったことに日本のマスコミの中には、移籍金がベッカムの収入になると勘違いしてコメントしているところがあります・・・・・ちょっと調べれば(ネットで数分)分かることなんですがね。
移籍金はレアル・マドリードに支払われるもので、ベッカムには(間接的にも)支払われません。

この点はサッカーの制度を理解する必要があります(プロチームスポーツには違いはありますが同様の制度があります)。
まず押さえるべきは「保有権(パス)」というものです。
そして、次にクラブへの「所属契約」です。
パスとはプロサッカー選手としてのすべての権利(プレー、肖像権等)のことです。
本来的には選手個々が自らのパスを所有しています。
   当然ですよね。
   プロスポーツ選手ではない私の「職業選択の自由」や「肖像権」
   などは私に帰属しますから。
所属契約は、そのクラブでプレーすることに関しての契約です。
   雇用契約みたいなもの。
   当然、パスと所属契約は別ですよね。一般の職業では。
で、サッカー選手の場合は、最初にプロとしての所属契約をしたクラブにパスが移行します(ちなみにプロチームスポーツは皆同じです)。
この制度は選手の育成に対する見返りとして存在しているようです(一応、売買可能)。
サッカーでは、各クラブが小学生レベルからの育成組織を持つことが義務付けられるので・・・・・・いわば選手で自前に育てるのが原則だからです。
   新聞などでよく見られる「完全移籍」と「レンタル移籍」と
   いう文字。
   「完全移籍」とはパスの譲渡を含むもので、「レンタル移籍」
   はパスの譲渡はされないものです。
サッカーの場合、パスと所属契約は別のものとして取り扱われます(US発祥のチームスポーツは一体化していますね。プロ野球の契約金は選手がチームにパスを売却した代金だという説もありますね)。
そのため所属契約が切れても、保有権が残ってしまいます。
契約関係がないのに選手の権利を縛れるのです(この点は後述します)。
   一般の職業なら違法行為ですね。
   チームスポーツは本質的にカルテルなので、普通の職業とは
   異なる点が出てきます。

この先は、南米出身選手とそれ以外で違いが出ます。
南米出身の選手(正確には最初のプロ契約を南米で結んだ選手。カズはこの扱い)は、選手個人でパスを所有できます。
通常は複数年契約の中に、それが終了した時点で、パスをクラブが選手に無償譲渡するという条項を入れているようです。
   代表的な例は、ヴェルディ、アントラーズで活躍したビスマルク。
   彼は日本に来るときには、本人が自分のパスを保有していました。
   従って、彼は自分で自分をクラブにレンタルしていたわけです。

一方、南米以外の出身選手(最初のプロ契約が南米以外のクラブの選手)は、パスの保有はクラブのみに与えられます。
このため以前は、クラブの意思と選手の意思が相反し、クラブのゴリ押しが通っていました。
それに反旗を翻したのが、ベルギーの無名選手、ジャン=マルク・ボスマンで、望んだトレードがクラブに潰されたのに端を発し、クラブをベルギーの裁判所に訴えて勝訴、更にパスのあり方について欧州サッカー連盟(UEFA)をEUの欧州裁判所に訴えて勝訴しました(ボスマン判決といわれます。1990年代後半の出来事です)。
これによって、
・所属契約が切れたクラブは、パスを主張できない(移籍の自由)
・EU域内でのEU加盟国籍所有者は就労を制限されない(外国人枠外とされる。これは一般の職業では補償されている)
という点が確立しました。
2005年にはEU協約(労働協約)を結んでいる国(ロシア、東欧、アフリカの旧植民地)もこの事項は適用されることになりました。

しかし、抜け道はあるものです。
外国人枠は兎も角、移籍金がなくなるのは、各クラブとしては避けたい(育成の見返りが無くなる)ので、違約金で代替しています。
前述のベッカムの件は移籍金といわれますが、正式には違約金を移籍先クラブが支払ったものです。
つまり選手との契約期間が残っているうちに移籍させることで、先方に違約金を請求するのです。
ちなみにサッカー選手の移籍は、どの国もクラブ間の合意だけでは成立しません。
選手本人が移籍を承諾することが条件になります。

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